Hey! Say! JUMP有岡大貴に北村諒…笑えない「ゆとり話」に騒然
10月18日(日)放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)にゆとり世代タレントが大集合。ジャニーズからHey! Say! JUMPの有岡大貴(24)、俳優界から北村諒(24)、アイドル界から小池美由(21)、モデル界からぺこ&りゅうちぇる、ビーチバレー界から坂口佳穂(19)が登場した。
有岡大貴はゆとり世代っぽい象徴的なエピソードとして、実話が披露された。今から5年前、19歳の誕生日に新しいことに挑戦しようと、ダンスのレベルが高い教室を調べて入会。レッスン初日、時間ぎりぎりに教室に入ると、他のダンサーから冷たい視線を浴び、土足禁止なのに内履きを忘れた。
そのとき有岡がとった行動は、衝撃的なものだった。レッスンを諦め、なんとそのまま教室を退会。ダンス教室を後にして、1人で映画を見て帰宅したとのこと。結局、ダンスよりも食レポの技術を磨いていると紹介された。その他、先輩から同じ話を2回聞くと困ると語る場面も。
「1回目のリアクションを超えることができない」
というのが理由だそうだ。ゆとり世代とはいえ、真面目な一面も感じさせる話ではあるのだが……。
「少子高齢化により、人口動勢がガラリと変わっていく中で、『ゆとり』は全世代に馴染みやすいテーマ。番組で披露されたエピソードには多少、リップサービスや誇張も含まれているのでしょうが、ゆとりの扱いに悩む世代も、当のゆとり世代にも関心を持たれる放送内容でした。視聴者の反響は大きかったようで、Twitterなどのソーシャルメディアは騒然となりました」(テレビ制作会社社員)
「恋人は二次元にいる」
有岡以外の出演者のエピソードも、かなり強烈だ。
北村諒は、舞台俳優としても活躍しているが、稽古中、皆が練習をしている中、独り座り込む様子が取り上げられた。また、用途によって美容院を3軒使い分けていることや、ロングスカートをはいていることも紹介される。そして、スタジオの空気を一瞬にして変えたのが、
「恋人は二次元にいる」
発言だ。本村弁護士から「将来が一番不安」と言われてしまう展開になった。
ビーチバレーの坂口佳穂は、受け答えがなよなよしているため、未成年にもかかわらず、
「酔っぱらってる?」
と突っ込まれる場面も。また練習中にすぐにイライラし、周りの空気を悪くしたり、コーチを無視したりする様子が紹介された。
小池美由はアイドルなのに阿川から「お笑い芸人なの?」と突っ込まれる。彼女は誰に対してもタメ口なのだそう。また友達がほとんどいなく、携帯に40件しか登録されていないらしい。
ぺこの実家は、220坪&10LDKという豪邸。りゅうちぇるは、気持ちがすぐに顔に出て、突然バイト先をやめたエピソードが紹介された。また、りゅうちぇるは、口が臭いという仰天エピソードも明かされた。
昭和世代とゆとり世代、大きなギャップを感じる展開となったが、ゆとり世代は、とにかくマイペース。今後、社会で揉まれることで、どう変わっていくのか期待したい。
(文/秋月祥子)