俳優工藤阿須加 父・工藤公康は星一徹「運気が下がると引っ越しをしていた」
19日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ)にゲスト出演した俳優の工藤阿須加。
父親は福岡ソフトバンクホークスの監督、工藤公康で、若手の実力派俳優として好青年すぎると人気急上昇中。
子ども時代に経験した、父親との関係やエピソードを明かした。
礼儀正しい登場で、すかさず司会の上田晋也から「お父さんから厳しくしつけられた?」と聞かれて、「礼儀、挨拶、態度は小さいころからずっと厳しかった」とコメント。
その父親のことを「イメージで言うと星一徹」と、野球漫画『巨人の星』の厳しい父親像を例えた。
父親が現役時代に負けたときは、兄弟5人で会議を開き、「寝ずに待っていよう」と相談。「どうやったら次のローテーションにいいコンディションで迎えられるか」と話し合っていたという。
それをしていたのは小学校1~2年のときで、負けて帰宅したときには兄弟で玄関を迎えて、お茶を運んだり、横で話をしたり役割分担を家族で決めていた。
さらに、試合で負けが続くと、母親が「方角が良くないんじゃないのか?」と言って、運気が良い場所に引っ越し。5~6回は引っ越しをしたために、ときには転校することもあったそうだ。
勝敗で収入が左右される野球選手だけに、母親も必死だったのだろう。
他にも、野球選手の子どもなのに、一度も野球をしたことがなく、子どものときアイスホッケーなどの違うスポーツに興味をもっていたという。
しかし、野球のドラマオーディションのときには、監督から「野球できるのか?」と聞かれて、「できます」と返答。
そのときには、父親に体重移動の指導を受けて役柄を得たことを明かした。