Hey! Say! JUMP人気急騰のウラにジャニーズ先輩・嵐の「後輩いじり」

デイリーニュースオンライン

写真は番組HPより
写真は番組HPより

 山田涼介(22)、知念侑李(21)らが所属するジャニーズの若手グループ、Hey! Say! JUMP。今年に入って彼らが快進撃を見せている。10月21日に発売された新曲「キミアトラクション」が順調な滑り出しを見せたほか、23日には大みそかにグループ初のカウントダウン単独公演を行うことが明らかに。結成8年にして人気が上昇している背景には、いまやジャニーズの人気トップともいえる嵐が大きく関係しているという。

 山田涼介、知念侑李、中島裕翔(22)、岡本圭人(22)、有岡大貴(24)、髙木雄也(25)、伊野尾慧(25)、八乙女光(24)、薮宏太(25)の9名からなるHey! Say! JUMP。当初は森本龍太郎(20)を含めた平成生まれの10名で2007年9月に結成、同11月に「Ultra Music Power」でCDデビューしたが、2011年6月には森本龍太郎の「過去の喫煙」が報道によって発覚し、無期限の活動休止に。森本龍太郎はその後事務所を辞めてしまったため、現在は9人グループで活動している。

藤島ジュリー景子副社長の“預かり”になり変化

 ジャニーズではメンバー数が最多となり、東京ドームでの史上最年少公演記録を作るなど、鳴り物入りでデビューを果たした彼ら。しかし、メンバーのスキャンダルに見舞われるなど、一時はグループの活動が不安視されたこともあった。ジャニーズに詳しいライターが解説する。

「Hey! Say! JUMPは山田&知念をはじめ、元男闘呼組の岡本健一(46)を父に持つ圭人らジャニー喜多川社長のお気に入りを集めて結成されたグループ。ジャニーさんの元で大事に育てられて来ましたが、ズバ抜けたファン人気を獲得することもできずに失速。SMAPのチーフマネージャーがSMAPメンバーの番組にキャスティングしていたものの、鳴かず飛ばずで、2011年にデビューしたSexy ZoneやKis-My-Ft2に人気・知名度をすっかり奪われていました。しかし藤島ジュリー景子副社長の“預かり”になったことで、昨年からグループを取り巻く環境がガラリと変わったんです」

 ジュリー副社長といえばジャニー社長の姪にあたり、嵐やTOKIO、V6、関ジャニ∞らのマネジメントを手がけている人物。実際、Hey! Say! JUMPの仕事ぶりを振り返ってみると、その影響力が垣間見える。昨年4月に有岡&八乙女は、関ジャニ∞・横山裕(34)、村上信五(33)がレギュラー出演している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の火曜レギュラーに起用。また、10月には『リトルトーキョーライブ 』(テレビ東京)にジャニーズWESTとともにレギュラー出演が決定した。さらに、今年の7月には初冠レギュラー番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)がスタートし、8月の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)ではV6とともに初の2世代パーソナリティを務めてもいる。

 前出のライターが語る。

「今年6月には『嵐のワクワク学校2015』に出演し、9人それぞれのキャラクターや魅力が嵐ファンにも伝わるきっかけとなりました。同イベントでは、これまで“キャラ立ち”していなかった伊野尾の名前を嵐が『イイオ』と間違えるというネタや、帰国子女の岡本にわざと英語でトークさせるといった流れが出来上がり、その後のテレビ番組でも嵐の後輩イジりが活きています。SMAPがKis-My-Ft2をドラマやバラエティにセット出演させていますが、Hey! Say! JUMPも先輩のファンを巻き込んだ戦略が功を奏したんです」(前出ライター)

 こうしてようやく波に乗り始めたHey! Say! JUMPは、新曲「キミアトラクション」が発売初日から11.8万枚を売り上げ、今年4月発売の前作「Chau#/我 I Need You」の初日8.1万枚を上回った。新曲は2日目までで15万枚に突入しており、グループの人気アップを表しているといえる。ジュリー副社長の“テコ入れ”がきっかけで順調にファン層を広げている彼らだが、このまま嵐を追い抜く存在になれるだろうか?

(文/恩田サチコ)

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