スカウトの眼力はホンモノか? 過去20年間のプロ野球ドラフト1位競合選手を振り返る (3/3ページ)

デイリーニュースオンライン

2球団競合もコンスタントに好選手に成長!

 2球団による競合は27人。

【1998年】新垣渚(沖縄水産高・投手)※入団せず
○オリックス  ×ダイエー

【2002年】高井雄平(東北高・投手)
○ヤクルト  ×近鉄

【2005年・高】片山博視(報徳学園高・投手)
○楽天  ×広島

【2005年・高】辻内崇伸(大阪桐蔭高・投手)
○巨人  ×オリックス

【2005年・高】陽仲寿(福岡第一高・内野手)※現・陽岱鋼
○日本ハム  ×ソフトバンク

【2006年・高】大嶺祐太(八重山商工高・投手)
○ロッテ  ×ソフトバンク

【2006年・高】増渕竜義(鷲宮高・投手)
○ヤクルト  ×西武

【2007年・高】唐川侑紀(成田高・投手)
○ロッテ  ×広島

【2007年外れ1位・高】高濱卓也(横浜高・内野手)
○阪神  ×横浜

【2007年外れ1位・高】岩嵜翔(市船橋・投手)
○ソフトバンク  ×中日

【2008年】大田泰示(東海大相模高・内野手)
○巨人  ×ソフトバンク

【2008年】松本啓二朗(早稲田大・外野手)
○横浜  ×阪神

【2008年】野本圭(日本通運・外野手)
○中日  ×楽天

【2008年外れ1位】藤原紘通(NTT西日本・投手)
○楽天  ×阪神

【2010年外れ1位】伊志嶺翔大(東海大・外野手)
○ロッテ  ×オリックス

【2010年外れ1位】塩見貴洋(八戸大・投手)
○楽天  ×ヤクルト

【2010年外れ外れ1位】山田哲人(履正社高・内野手)
○ヤクルト  ×オリックス

【2011年】菅野智之(東海大・投手)※入団せず
○日本ハム  ×巨人

【2011年外れ1位】松本竜也(英明高・投手)
○巨人  ×横浜

【2012年】森雄大(東福岡高・投手)
○楽天  ×広島

【2012年外れ】増田達至(NTT西日本・投手)
○西武  ×広島

【2012年外れ】松永昂大(大阪ガス・投手)
○ロッテ  ×オリックス

【2013年】石川歩(東京ガス・投手)
○ロッテ  ×巨人

【2013年外れ1位】杉浦稔大(國學院大・投手)
○ヤクルト  ×ソフトバンク

【2013年外れ1位】岩貞祐太(横浜商科大・投手)
○阪神  ×日本ハム

【2014年】安樂智大(済美高・投手)
○楽天  ×ヤクルト

【2014年】山﨑康晃(亜細亜大・投手)
○DeNA  ×阪神

 2球団による抽選となった選手も並べてみると好選手の存在が一目瞭然だ。やはり各球団が欲しがる逸材が大成する確率は高い。球界全体と俯瞰してみると、スカウトの眼力は“ホンモノ”といって間違いないだろう。

 今年の2球団競合選手である小笠原慎之介、平沢大河、髙山俊はどこまで成長できるか。“戦力”として大きな期待を抱いてもよさそうだ。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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