【アニメ漫画キャラの魅力】重ねた実績こそ確たる実力!絶対王者の自信と誇り「牛島若利」の魅力とは?『ハイキュー!!』 (2/2ページ)

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ところで、白鳥沢に日向達を連れておきながら姿をくらましたり、その事(関係者以外敷地内に入れてはいけなかったらしい)で後に叱られたりと、実は牛島は結構天然なのかもしれません。

■他を圧倒する存在

 青城の及川とは中学時代からの因縁ですが、その三年の間も牛島は決して勝ちを譲る事はありませんでした。まるでそれが“当然”のような牛島に、及川は(一方的な恨みも混在し)敵意や闘志を燃やしているようです。しかし、牛島自身は及川の「セッター」としての能力はかなり高く買っており、中学卒業後に青城へと進んだ及川に「白鳥沢に来るべきだった」と思っているようです。

 余談ですが、作中の「月刊バリボー」で牛島が大きく記事として取り上げられる中、「自分が“月バリ”に載ってないなんておかしい!」との理由で及川はスネていたようです。また、その“月バリ”でも、「高校バレーの注目の3選手の1人」や「狙うは勿論全国制覇!!」、「圧倒的パワーと高さ!!超高校級エース!!」など、牛島に関する様々な表現には、常に彼の圧倒的な強さや評価を感じます。更に、19歳以下の日本代表として世界ユースに入った東北で唯一の選手でもあり、日向からは初対面で「ジャパン!!」と呼ばれていました。

■根拠の無い自信を嫌う

 チームメイトの天童の言葉を借りたなら、牛島は「自分にしか興味無さげ」との事。そんな牛島が珍しく張り合うのが「コンクリート出身」である日向。及川同様、どうも牛島は不用意に自身の考えを口にしてしまい、結果として相手から異様な敵意を向けられてしまうようです。しかし、その牛島の言動には全て、裏付けされた強さや実績があるのです。

 しかし、そんな絶対の自信を持つからこそ、色々と浮世離れしたような天然部分も多数見え隠れします。後輩の「五色」から勝負を挑まれても、本心から「ああ頑張れ」と言えてしまいますし、天童がブロックを決めて「ビクトリイイイ(勝利)!!」とハシャげば「まだだぞ。あと(セットを取るまで)2点だ」と律儀な返答をしてしまうのです。牛島にとって自分の言葉は嫌味でなく事実であり、人からの言葉も言葉の額面通りに受け取る、そんな天然キャラでもあるようです。

 「俺(エース)に尽くせないセッターは白鳥沢には要らない」。絶対の自信を持つ牛島だからこそ、こんな言葉もごく当たり前に出てくるのかもしれません。そして、どうやら影山が白鳥沢から呼ばれなかった理由もコレのようです。傲慢な物言いではありますが、実は素で天然な“超高校級エース”「牛島若利」の魅力。是非ご自身の目でご堪能下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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