【世界の居酒屋】ケルンに行かないと絶対に飲めないビール「ケルシュ」を味わおう。ピーターズ・ブラウハウスのケルシュ (2/4ページ)
・こちらのケルシュの特徴は「マスカット」のような香り
薄い黄金色と純白のきめの細かい泡が特徴のケルシュ。発酵にはフルーティーに仕上がる上面発酵酵母を使い、すっきりと仕上がる低温長期熟成の手法で造られているのが特徴です。上面発酵と低温熟成、双方の長所を最大限に引き出したビールのため、甘く華やかな香りの後に、爽やかなホップの香りと苦味が追い掛けてきます。特にこちらのピーターズの香りは他のケルシュよりもよりフルーティーで「マスカット」のような香りすら感じる事が出来るほどです。クラフトビールでIPAがお好きな方にはオススメのケルシュと言えるでしょう。
・オススメしたい名物「ライニッシャ―・ザウアーブラーテン」
こちらのお店で是非頼んでおきたいのがドイツの国民食の1つでこちらの名物となっている「ライニッシャー・ザウアーブラーテン」。ドイツ風の肉の蒸し煮で、ベリー系のソースと蒸し煮にした牛肉、そしてスライスしたアーモンドの香ばしさがよく合います。もちろんこちらの香りの強いケルシュとの相性は抜群です。
・ワンコ蕎麦形式で、何杯でもイケル
ケルシュは、シュタンゲ(日本語では小枝の意味)と呼ばれる200mlの円柱グラスで提供されます。グラスが空になるとウエイターさんが、クランツと呼ばれる王冠のような形をした手提げのお盆に乗せてたくさんのケルシュを運んで来ます。新しいグラスに交換するとコースターにボールペンで線が1本、サッと引かれます。