【アニメ漫画キャラの魅力】くやしい過去を乗り越えて!月島家自慢のお兄ちゃん「月島明光」の魅力『ハイキュー!!』 (2/2ページ)

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しかし、当時強豪と呼ばれた烏野でレギュラーを取る事はとても難しく、それどころか一つ下に「小さな巨人」が入部し、明光が目指すレギュラーやエースの座さえ奪ってしまうのです・・・。

 自分を尊敬する弟に本当の事も言えず、明光は烏野でも自分はエースであると嘘をつき、緊張するからと試合へ応援に来る事を禁じていました。しかし、友人とこっそり試合会場に来た弟の蛍は、コートではなく、更にベンチでもない、烏野ギャラリーで兄の姿を見付けてしまいます・・・。三年生の明光は、烏野高校ではエースどころかレギュラーでさえなかったのです。

 それを機に、弟の蛍は明光とはあまり話さなくなりました。明光の方もバツが悪いのもあるでしょうが、自身の不甲斐なさに長年口惜しい思いでいたようです。

■過去があったからこそ

 そんな兄弟ではありましたが、弟・蛍の「バレー」に対する思いを誰よりも理解し、支えてくれたのも兄の明光でしょう。夏合宿で覚えた「キラーブロック」に磨きをかけたい弟のため、自身も所属する社会人クラブの練習に参加させたり、色々と自分なりのアドバイスもしているようです。更にブロッカーでもある弟の為に、今まで使っていた眼鏡では危険だからと「スポーツグラス」を買ってあげる、そんな心やさしい兄でもあるのです。

 こうして少しづつ以前のように打ち解け、距離を縮めているかに見える月島兄弟ですが、明光の“兄バカっぷり”はエスカレートしてしまいます。弟に試合を見に来るなと言われれば、帽子にサングラス、更にはマスク姿の怪しい姿で観客席に紛れ、烏野の父兄に「不審な奴」と思われ捕まってしまったり・・・。そしてその騒ぎは、遥か向こうのコートに立つ弟にも知られ、明光は大慌てとなってしまうのです。どうやら頼り甲斐のあるやさしい兄は、ただの弟バカでもあったようです。

 高校時代の自分を不甲斐ないと思っていた明光ですが、バレーの魅力に取り付かれ、「気が済むまで」本気でやれる場所にいたいのだと蛍に語ります。今も昔も弟の蛍にとっては自慢のお兄さん。それこそが「月島明光」の魅力ではないでしょうか。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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