好感度の高い指先は“ネイルケア&シンプルネイル”『ビジネスシーンにおけるネイル意識調査』

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NPO法人日本ネイリスト協会は、全国の20代~50代の働く男女1,000名と管理職250名の計1,250名を対象に、『ビジネスシーンにおけるネイル意識調査』を実施、結果を発表した。調査期間は2015年10月20日~21日。調査方法はインターネット。

自身はネイルケアやネイルまたはネイルアートをしているか聞いたところ、「ネイルケア」が13.9%、「ネイル・ネイルアート」が4.4%、「両方を行っている」が6.9%という結果になり、爪に何かしら施している人は2割程度にとどまった。一方で「どちらもしていない」が74.8%にのぼり、大多数の人が爪を短く切りそろえるのみで、甘皮の処理や爪を磨くなど指先の手入れまでしっかりと行えていないことがわかった。

ネイルケアやネイルまたはネイルアートをしている指先への意識が最も高いのは20代女性で、半数以上(56.3%)が「ネイルケア」や「ネイル・ネイルアート」または「両方」を行っていた。一方で、年齢層の高い女性管理職も半数以上(52%)が「ネイルケア」や「ネイル・ネイルアート」を行っており、指先への意識が高いことがわかった。

普段ネイル全般についてどのように行っているか聞いたところ、1位が「自宅で自分自身で行っている」(81.%)、2位が「サロンへ通って行っている」(24.4%)、3位が「家族にやってもらっている」(5.1%)という結果になり、セルフネイル派が最も多いことがわかった。世代別でみると、40代が男女ともに「サロンへ通っている」割合が高く、時間や金銭的な余裕のある人たちがサロンへ通っている状況がみてとれた。

(左)Q.あなたは、ネイルケア/ネイル・ネイルアートをしていますか。
(右)あなたはネイルケアやネイル・ネイルアートをどのように行っていますか。「サロンへ通って行っている」男女年代別回答

日頃ネイルケアやネイルをしている人たちに、ビジネスシーンでネイルをしていてよかったと思うことを聞いてみると、女性は「気分が上がる」(35.5%)、「身だしなみが整えられる」(33.6%)、「美意識が高まる」(20.7%)と、ネイルによる自分磨きやモチベーションアップにメリットを感じていることがわかった。

一方の男性では、「身だしなみが整えられる」(20.2%)に意見が集まった。世代別では20代男性の約3人に1人(34.3%)がネイルを身だしなみの一部として捉え、指先のケアをしていることがわかった。

さらに職種別にみてみると、人前に出る機会の多い「販売職」で数値が高く、接客業としてネイルケアやネイルは大切であると感じている人が多いことが明らかになった。

Q.ビジネスシーンで、ネイルケアまたはネイル・ネイルアートをしてよかったと思うことはなんですか。

ビジネスシーンで好感を持つ指先について、10パターンの様々な爪の状態から選択してもらったところ、女性の指先で最も好印象だったのは「ネイルケア&シンプルネイル」(85.4%)で、「短く切りそろえた素の爪」(9%)や、「濃いカラー&アートネイル」(5%)と比べ、圧倒的な支持を得た。ネイルケアをしていない指先はイメージダウンにつながりやすく、「ケア&シンプル」が好印象のカギのようだ。

一方、男性は「短く切りそろえた爪(素の爪)」が56.6%と最も多く回答が集まった。しかし、日常的にネイルケアやネイルをしている男女の回答をみてみると「ネイルケアをしている指先」に約半数の人(51.4%)が良い印象を持つと回答し、日頃ネイルケアやネイルを行っていない人たちと比べて高いポイントを示した。このことから、指先への手入れに敏感な人たちほどネイルケアの大切さを実感しており、男性のネイルにも好感を持てると考えていることがわかった。

【指先&ネイルカテゴリー分類】 (左)【男性の指先 好印象ランキング】(右)【女性の指先 好印象ランキング】

実際に、ビジネスシーンではどのようなネイルが許容されているのか、男女別に聞いてみると、男性は1位が「短く切りそろえた素の爪」(67.0%)、2位が「表面をみがいた爪」(43.4%)、3位が「ネイルケアをしている爪」(42.0%)という結果になり、甘皮処理や爪をみがくなどのネイルケアも4割以上の職場で許容されていることがわかった。

女性は、1位が「短く切りそろえた素の爪」が50.6%と、2位の「表面をみがいた爪/クリアネイル」(49.3%)とほぼ同率になった。次いで「ネイルケアをしている爪」(45.0%)、「ピンク/ベージュネイル」(37.8%)と続いた。ネイルケアやシンプルなネイルであれば、3割~5割ほどの職場で許容されているという現状が明かになった。

なお、「サービス業」「宿泊業」「医療・福祉業」など、人と接する機会が多く清潔感の求められる職場では、デザイン性の高い"派手"なネイルについては許容されていなかった一方で、「事務職」や「専門・技術職」といったデスクワークが中心の職種においては、デザイン性の高いネイルでも許容されやすいという結果になった。

Q.あなたの職場では、どのネイルまで許容されていますか。男性の場合、女性の場合、それぞれについてお答えください。

どのようなシーンで相手の指先を見て悪い印象を持った経験があるかを聞いたところ、1位が「飲食店での給仕の際」(31.8%)、2位が「接客をされた際」(27.5%)、3位が「会食の際」(22.2%)という結果になり、接客されている時や近距離の場合に、相手の指先が気になると回答した人が多かった。

Q.あなたは以下のシーンで、相手の指先を見て悪い印象を持ったことがありますか。

職場で部下を持つ管理職に、自分が新入社員だったときと比較した現在のネイル事情について聞いたところ、『ネイルケア』については、「とても寛容になっている」(14.8%)と「わりと寛容になっている」(50.4%)を合わせて6割以上の管理職が、社会的にネイルケアが寛容になっていると感じていることがわかった。『ネイルケア』は、身だしなみの一部になってきたという意見が多く、「新人のころは、ネイルケアという言葉さえなかったように思う」や「日本社会が成熟してきたから」という声も挙がった。

また、『ネイル・ネイルアート』についての質問では、「とても寛容になっている」(16.0%)と、「わりと寛容になっている」(44.4%)を合わせて約6割の管理職が、寛容になっていると実感していることがわかった。業種別では、一般的にネイルは絶対NGと思われていた「宿泊業」や「飲食業」などの職場でも、ネイルが寛容化してきているという傾向をうかがうことができた。

(上)Q.あなたが新入社員として入社した時と比べて、社会全体としてビジネスシーンにおける「ネイルケア」に対する寛容度は変化していますか。
(下)Q.あなたが新入社員として入社した時と比べて、社会全体としてビジネスシーンにおける「ネイル・ネイルアート」に対する寛容度は変化していますか。
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