内定承諾書に同封する添え状のマナーと例文
内定承諾書を企業に返信する事によって内定が決まるのですが、内定承諾書を返信する際には添え状も添付するのがマナーです。ですが、添え状に関しては知らない学生も多く、ここで大きなミステイクを犯してしまう学生も多いのです。
【添え状とは何か】
添え状そのものは内定承諾書だけではなく、ビジネスシーンに於いて頻繁に登場するものです。FAXや郵送する際、添え状も添付するのがマナーで、通販で商品を購入した際、商品の購入書だけではなく、添え状も添付されているものです。
決して難しい事が書かれているのではなく、日付や住所、名前に挨拶。この程度のものではあるのですが、添え状が無いと要件を伝えた用紙だけしかない事になってしまいますので、少々味気ないものになってしまいます。
そこで添え状です。添え状を添付する事によって挨拶等も行う事が出来るのです。
【内定承諾書の添え状には何を書けば良いのか】
では「内定承諾書の添え状」として考えた時、何を書けば良いのでしょうか。基本的にはビジネスの書式となっていますが例文を紹介しましょう。
■添え状の例文
拝啓、貴社におかれましては、ますますのご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度は内定のご連絡を頂戴致し、誠に嬉しく存じております。
つきましては「入社承諾書」署名・捺印の上、同封致しましたので、ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。
今後ともご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
敬具
【添え状の役割】
添え状の役割としては内定承諾書には書く事が出来ないお礼ですとか挨拶。そして「内定承諾書が入っています」と伝える事です。
添え状がある事によって、相手はどのような意図で物を送って来たのかの理由を確認する事が出来ます。
また、添え状は内定承諾書だけではなく、先にもお話したようにビジネスシーンに於いて当たり前のように用いるものですので、どのように書くのか知っておいて損をするようなものではありません。
【添え状を忘れないように】
添え状を忘れる学生はとても多いです。内定承諾書が送られてくると、そこには返信用の封筒は同梱されているのですが「添え状も書くように」とは書かれていません。
書かれていれば用意出来るものですが、添え状は指示されて出すものではありません。自分で当たり前のように気付かなければならないものなのです。
このように、添え状にもマナーがあります。もしもですが、添え状がなければ「非常識」との烙印を押されかねませんので気を付けましょう。