哀川翔に清木場俊介、釣りにハマりすぎて「ほぼプロ状態」の有名人たち

日刊大衆

哀川翔に清木場俊介、釣りにハマりすぎて「ほぼプロ状態」の有名人たち

 釣り好きな有名人といえば、300キロ超えの巨大なマグロを豪快に釣り上げた、俳優の松方弘樹(73)を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、彼以外にも釣りにハマりまくって、地元の釣り人と間違われてしまいそうな有名人たちがいるのだ。

●城島健司(39・元プロ野球選手)……現役の頃から磯釣り好きで、シーズンオフはおろかシーズン中でも暇を見つけては、釣りに出かけるほどだった。2012年に引退したあとは、野球関係の仕事は一切せず、釣りとゴルフの番組を福岡と長崎のテレビ局で1本ずつやるという、プロ野球OBとしては特殊な生活を送っている。福岡のファンにホークスのことを聞かれると、「僕に野球の話を聞かないで下さい。その代わり今どこの磯でどんな魚があがってるかは全部教えます!」と目を輝かせて答えたそうだ。また、九州・中国地方のローカル釣り雑誌『釣ファン』(ケイエス企画)の表紙を飾ったり、記事内で「ホークスの城島選手」ではなく、地元の釣り名人として「佐世保市の城島さん」と掲載されたこともある。指導者として期待していた野球ファンの間では、「釣り業界にFAされてしまった」と惜しむ声が多い。

●清木場俊介(35・シンガーソングライター・元EXILE)……バス釣りや海釣りにハマっていて、音楽情報サイトのインタビューでこの10年間でハマったことを聞かれると、「1位は釣り」「釣りは飽きることがないですね」と答え、冬の磯釣りの楽しさについて熱く語っていた。昨年開催された釣りの祭典『ジャパン・フィッシング・フェスティバル2014』では釣りファンの拡大に貢献したことを表彰され、コメントを求められると、「去年の冬に62センチの尾長グレが釣れた。最高だった」と釣果を自慢。一番美味しかった魚はという質問には「30キロのクエです。クエは余す所なく食べられるので、ウロコもせんべいのように揚げて食べました」とウットリと話していたそうだ。自身の公式サイトでは、ライブや新譜のリリース情報と一緒に、釣り番組『釣り百景』(BS-TBS)の出演情報も並んでいる。

●伊勢正三(64・シンガーソングライター・元かぐや姫)……虫などの疑似餌を使うフライフィッシングにハマっていて、毛針から手作りする凝り性。フライ専門雑誌の取材を何度も受けていて、表紙も飾ったこともある。ラジオ番組『ピートのふしぎなガレージ』(JFN系)のフライフィッシング特集の回にゲスト出演したとき、「魚が食べているモノに興味を持ったのが、僕がフライフィッシングを始めたきっかけ」「毛針は自分で作る。それをやらないとフライフィッシングをやる愉しみの半分を放棄したことになってしまう」とこだわりを語っていた。また、『笑っていいとも』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングに出演した時には、手製のアリを模した毛針をタモリ(70)に見せて自慢していた。

●哀川翔(54・俳優)……昆虫飼育が趣味で「カブトムシ愛好家」として知られているが、仕事よりも釣りを優先してしまいそうな釣りマニアでもある。家族で釣りに行くこともあるそうで、30日間連続で三浦半島へ釣りに行ったとき、31日目も行こうとしたら、子供に断られたそうだ。また、愛知県の三河湾へたびたび釣りで訪れていることから、親交がある大村知事から、2011年「あいち三河湾釣り大使」に任命されている。

●照英(41・俳優)……やたら雄叫びをあげているイメージがあるが、実はジーッと黙って魚の当たりを待つ釣りが趣味。釣りの師匠はヘラブナ釣り好きな母方の祖父で、浦和にあった母の実家には、庭に池を掘ってヘラブナを飼い、家の階段には釣り竿がズラリと並んでいたそうだ。そこで釣り糸の結び方や、仕掛けの作り方を教わり、土日に泊まりがけで遊びに行くと、一緒に朝から夕方まで釣っていたらしい。大学に進学すると、海釣りを始め、アルバイト先は有名釣具チェーン店の支店だった。このバイトでさらに釣りの技術を覚え、現在は釣り番組にも出演したり、子供たちと一緒に釣りを楽しんでいる姿を自身のブログで披露している。

●加藤るみ(20・アイドル・SKE48)……2015年の「AKB48 41stシングル選抜総選挙」では62位で、フューチャーガールズに選出された、SKE48・チームE所属のアイドル。趣味は渓流釣りと海釣りで、餌用のミミズを飼っている。また、フライフィッシングも好きで、毛針も自作する本格派。この趣味が高じて、初めて雑誌の表紙をソロで飾ったのはアイドル雑誌ではなく、フライフィッシング専門誌『フライの雑誌』97号(フライの雑誌社)だった。この号では、巻頭特集に『私の夢と家族と、フライフィッシング』というテーマの写真と文章も掲載されている。

●獣神サンダー・ライガー(51・プロレスラー)……地方巡業に出るときはいつも釣り竿を携え、若手の頃は新日本プロレスの合宿所に近い多摩川で釣りをしていたそうだ。20年前から福岡県粕屋町に移り住んでいて、地元ではマスクを脱いで仲間と釣りに興じる 「普通のおじさん」らしい。釣り仲間とは壱岐や対馬の周辺に船を出し、ヒラマサやカンパチを釣っているそうで、移住先としてこの土地を選んだのは釣りが目的だったようだ。テレビ朝日が無料配信している、釣り動画コラムサイト『BITE』の番組『闘いの釣りランド』 では、後輩の田中翔選手(26)を連れて、各地で釣り対決を繰り広げている。

 ちなみに、おさかな博士のさかなクン(40)は、魚に詳しいだけでなく釣りも得意かと思いきや、2013年放送の釣り番組『釣りびと万歳』(NHK-BSプレミアム)に出演したとき、釣り船の上で「ぎょぎょぎょーっ!」と絶叫したり、魚から釣り針を外そうとして逃げられたり、あまり釣り上手には見えなかった。

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