【ジャニーズカウコン】嵐の司会でも低視聴率なら「フジテレビを見限る」可能性 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 フジテレビにジャニーズ。2014年から2015年にかけての年越しイベントは、両者とも大失敗した形となった。そして迎えた2015-2016年のカウコンは、通例に戻してテレビで放送することとなる。ジャニーズはカウコンの司会に、今まで紅白で5年連続司会をしていた嵐を起用する力の入れようだ。

 嵐効果で、チケットはプレミアム化し、入手困難となった。そのためテレビ放送するフジテレビとしては心強いことだろう。ここだけみると、ジャニーズ事務所とフジテレビはWIN-WINに見えるが、内情はジャニーズがかなり冷ややかにみているという。ジャニーズの思惑について、芸能プロダクション社員は次のような見立てを語った。

「今まで紅白の司会だった嵐を今年、カウコンの司会に起用。さらに、今年はリクエスト企画で『聴きたい曲』『見てみたい2ショット』を広く募集して、生放送中に一部実現させるなどの仕掛けも用意しています。この企画は事前の段階でかなりの盛り上がりを見せていて、反応を見る限り視聴率はかなり高い数字が獲れそうな雰囲気でした。ただし、この数年のフジテレビの凋落ぶりはご存じの通りひどい有様で、民放の中で今や最も頼りない。なので、数字が取れなかった場合、ジャニーズはフジテレビにすべて責任があると判断し、今後距離を置くでしょう。両者はこれまで蜜月関係にありましたが、今回の視聴率いかんでは、その関係は崩壊、“フジ切り”の可能性もある」

 フジテレビにとって、まさに正念場だった今回のカウコン。芸能界の最強コンテンツを揃えるジャニーズ事務所にまでそっぽを向かれては、いよいよ危ない。結果や、いかに。

(取材・文/タナカアツシ)

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