2015年年末から「結婚間近か!?」と騒がれている女優の藤原紀香と歌舞伎役者・片岡愛之助。2016年も新たに、紀香は自身のブログでその件について言及した。

2日「生きている証」と題したブログでは元旦に家族で過ごす様子を紹介し、その中で知人からひっきりなし『日取り決めたの?』『大丈夫?』などと連絡が入っていることを告白。何が何だか分からない紀香は、『聞けば、風水の先生をマネジャーみたいにして結婚などの日取りをすべて私が仕切り決めている、とか披露宴の中継がささやかれてるとか、なんだかんだ(笑)』と 綴り、『ないない。』と否定した。

続けて、『嘘ばかりの報道だと放っておくと、それが真実のことのように蓄積してしまうので…』と前置きした上で、『風水私設マネージャーみたいな方はいませんし、風水のことを職業にしているお友達は何人かいますが、あくまでも個人的な友で、結婚に関する日取りのことも一切相談していませんし、お相手を会わせたこともありません。』と断言し、「風水」という学問を参考にすることはあるが、『自分たちの道は自分たちで決める。それが生きてきた証だから』と強調した。

美へのこだわりも凄いと言われている紀香が「風水に傾倒している」という噂はかねがね流れていたが、今回は断固として否定。とはいえ片岡との結婚については真剣に考えている様子も伺えた。

さて、縁起担ぎも大事な仕事のひとつである芸能界で「風水にハマる芸能人」は多いようだ。例えばこんな人達がいる。

●杉原杏璃・・・巨乳グラビアアイドルの杉原は、2015年9月「櫻井有吉のアブナイ夜会」(TBS系)に出演した際、引っ越して間もない超高級タワーマンションの一室を披露。その中で、どっぷり風水にハマっている様子を見せ、有吉に『ヤバイ』『ダサイ』『終わったな』などと毒舌を発せられた。例えば、「寝室は恋愛の部屋」だそうで、部屋の内装はすべてピンク一色。恋愛運をあげると言われているパワーストーンをベッドの枕元に置いて寝るなど気を配っているようだったが、『恋愛運あがるって興味ありません?』と杉原が賛同を求めたものの、共演者の渡辺直美からは『ちょっと興味ないっすね(風水には)』と流されていた。

●魔裟斗・・・2015年大晦日のビッグイベントと言われた特番「史上最大の限界バトルKYOKUGEN2015」(TBS系)では一夜限りの現役復活を果たし、11年ぶりに現役選手である山本KID徳郁と再戦して見事勝利した元キックボクサーの魔裟斗。周囲が舌を巻くほどストイックに練習を重ね己を鍛えぬく魔裟斗でも、やはり"ゲン担ぎ"は欠かせないものらしく、以前から「風水」などを気にしているようだ。2007年、女優の矢沢心と結婚発表会見をした際には『風水の先生にみて頂いて、結婚を決めました』と魔裟斗が堂々の発言をし、周囲を驚かせた。

●松居一代・・・欠陥マンションを購入し裁判で勝利したことから、かえって仕事の幅が広がっている様子の松居は、風水の領域にも詳しいようだ。2013年に「人生が変わる1分間の深イイ話」(日テレ系)で大豪邸を公開。実際に風水師である李家幽竹さんや司会の羽鳥真一アナが訪れた際には、風水師顔負けの「風水知識」も披露した。例えば、松居のこだわりとして『(梁や柱を指しながら)全部うちの家は丸く造ってあるんです(面取り)。』と紹介。すると李家さんが『角って実はすごく怖いんですね。鬼角といって気を切っていく。病気や人生に関わってくるので』と話し、松居のこだわりを褒めていた。他にも部屋の色や、リビングのクッションの数まで様々な部分で風水を参考にしているらしく、こだわりを次々とアピールしていた。

●市川海老蔵・・・そもそも歌舞伎界も「縁起の良いこと」は率先して行う世界だと想像できるが、フリーアナウンサーだった小林麻央と結婚後、新築を建設する際にはだいぶ「風水」を参考にしたようだ。2010年「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のテレフォンショッキングに海老蔵がゲスト出演した際、司会のタモリに"ベッドルームがインド風であること"を暴露。『ベッドに天蓋をつけろと言われまして。で、風水的にはその部屋はワインレッドにしろと言われたらしいんですよ。僕、知らないんですけど』と風水師の意見を取り入れたことを明かした。"僕は知らない"と付け加えたことから妻の麻央か、それとも母親のどちらかが風水好きだということも考えられるが、いずれにせよ風水的観点からいきなり寝室をワインレッドのインド風にしてしまうのだから、風水とは驚くべき影響力だ。