「操り人形はイヤだ!」SMAP騒動で振り返る赤西仁の「リアル告発」
SMAP騒動がひと段落した今、5年前の11年1月にさいたまスーパーアリーナで行われた赤西仁のライブが注目されている。
このライブは、赤西がKAT‐TUNから離れ、ソロ活動開始のための皮切りだった。まだジャニーズ事務所に在籍中だったにもかかわらず、まるで事務所を追放されたかのようなコメントがライブ冒頭でスクリーンに流れ、当時は大きな波紋を呼んだのだ。コメントはすべて英語によるもので、「俺は自分自身の決断でここに立っている」「気がつけばいろんなことを教え込まれていた。話し方、生き方、靴紐の結び方さえも」「従わない方法もあったけど、俺はそれを選ばなかった」「もし俺が自分の犯した罪で追放されることになっても、もういい」「俺はもう操り人形はイヤだ」といった内容だった。
「当時は、やんちゃで有名だった赤西が事務所に対する反骨精神を示したコメントだと思っていました。ところが一連のSMAP騒動を見ていると、あらためて赤西の“内部告発”ともいえる魂の叫びだったんだと感じます」(音楽プロデューサー)
赤西のように「操り人形はイヤだ」と言うことさえできないSMAPが憐れで仕方ない。