ベッキー、出演番組への苦情殺到で現実味を帯びる”レギュラー降板Xデー”

デイリーニュースオンライン

『「心こめて』より
『「心こめて』より

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 タレントのベッキー(31)と「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)の不倫騒動は、発覚から3週間経った今も収束に向かう気配がない。特に両者の関係をスクープした『週刊文春』(文藝春秋)の追撃砲は止まず、1月28日発売の最新号では2人の合言葉「レッツ・ポジティブ!」という新たなキーワードのほか、密会に利用したホテルの情報なども明かされた。鳴り止まぬスキャンダルの嵐に、ついに業界関係者の間でも「ベッキー引退説」が現実味を帯びてきている。

■CMスポンサーも続々と契約打ち切り

 ベッキーと言えばこれまでスキャンダルとはほぼ無縁で、多数のレギュラー番組に加えて10本ものCMを抱える売れっ子だった。しかし川谷との不倫が報じられ、当初は友人関係を主張したものの、2人が「逆に堂々とできる」「ありがとう文春!」などと居直った会話を繰り広げていたLINEが流出。さらにベッキーが「文春」を「センテンス スプリング」と言い換えていたことも話題を呼び、この間にCMスポンサーは続々と撤退を発表した。

「最初は既婚者の川谷に集中していた批判も、続報を受けてベッキーのダメージのほうが日に日に大きくなっています。いまやベッキーはCM契約を失っただけではなく、テレビのレギュラー番組も危険水域に入っている状態。すべては番組スポンサーの顔色次第ではあるものの、レギュラー番組はほぼ消滅することになるでしょう」(芸能プロ関係者)

 元々ベッキーは歌や演技など、特出した才能もなく、またバラエティでも特別気の利いたコメントができていたわけではなかった。好感度で売っていた女性タレントだけに、今回の騒動で付いてしまった「不倫」イメージで、主婦層が視聴する時間帯の番組への出演は難しいと言わざるを得ない。

「好感度やイメージのみで勝負をしてきた、まさに“タレント”そのもの。それがここまで立て続けにスキャンダルを報じられてしまっては、もはや存在意義さえ危うい状態です。とりあえずレギュラー番組の改編期でもある4月でいったん休業させるか、あるいは本人次第では引退させる可能性も浮上していますね」(同関係者)

 21日に放映されたベッキーのレギュラー番組『モニタリング』(TBS系)には、1000件を越える苦情が殺到したことが明らかになっている。みのもんた、江角マキ子を例に挙げれば、このような視聴者の反応は即番組降板に結び付く。そのタイミングとして迫っているのは、番組改編期の3月だろう。ここまで追い込まれながらも、ベッキーは「交際はやめない」と話しているという報道もある。これまで築いてきた芸能人生命を捨ててまで走った「不倫愛」。どうせなら成就させて芸能界を引退したいと思っているのかもしれない。

(取材・文/阿蘭澄史)

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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