番組責任者と確執?「なんでも鑑定団」石坂浩二”リストラ騒動”の舞台裏

デイリーニュースオンライン

写真は番組HPより
写真は番組HPより

 テレビ東京の看板番組「開運!なんでも鑑定団」において、出演者の俳優・石坂浩二(74)への扱いのヒドさを複数メディアが報じ、視聴者の怒りが沸騰している。石坂は放送開始の1994年4月から21年以上、「鑑定団」のレギュラーであり、いわずと知れた功労者だ。

■知恵袋・石坂浩二が喋らなくなった謎

 石坂は現在、2代目司会者の今田耕司(49)とともに司会を務め、鑑定団の中では“知恵袋”としてウンチクを話す立場にある。しかし初代司会者・島田紳助(59)が降板後、2011年9月以降の放送では、石坂が話すシーンや画面に映るシーンが極端に減ってきた。視聴者も当然のように石坂の“異変”に気づき、ネット上でも話題になっていた。

「石坂が“喋らない”理由は番組責任者の意向で、編集の段階で石坂のトークを意識的にカットしているようです。収録中、たくさん喋っているにも関わらず、実際の放送では違和感があるほどカットされているとの声も報じられてます」(民放関係者)

 加えて、2015年9月、「視聴率の低下と番組刷新」を理由に、石坂は降板通告されていたことも明らかになった。石坂がこれを受け入れず、現在も出演を続けているが、3月いっぱいで降板するとみられている。なお、石坂と同様、21年以上出演を続けるアシスタント・吉田真由子(42)の降板予定は今のところない。

「鑑定団」は、2015年11月、放送1000回を達成した。先に放送1000回を超えた同局の「出没!アド街ック天国」の例を見ると、愛川欽也(享年80)は体調不良の影響で、亡くなる約1か月前、ちょうど1000回で勇退した。

 しかし石坂の降板劇の裏には、番組責任者との確執が噂されている。

 視聴者からも報道に対し、番組側へ失望の声が相次いでいる。

「公共の電波を使った陰湿なイジメ」
「テレ東ガッカリ。ゆるい雰囲気が好きなのに意外とブラックだった」
「兵ちゃん(石坂の愛称)が出ないなら、もう見ない」

 落語家の立川談四楼(64)は、「鑑定団」の石坂を「ギャラ泥棒」「ボタンを押す係」と高座で揶揄していたことを明かし、自身のツイッターで「すまないと思う」謝罪している。

 談四楼と同様の見方をしていた視聴者も少なくないだろう。「Youは何しに日本へ?」をはじめ、低予算で面白い番組を作るのがお家芸ともいえるテレビ東京。その特徴から、「石坂のギャラが高すぎるから降板か」との憶測も。

 もしも番組責任者の行動が報道通り身勝手なものであったのなら、石坂の降板により、貴重な長寿番組を潰すことにもなりかねない。

(取材・文/春山修司)

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