​琴奨菊の琴バウアー、はやくも流行語大賞候補に!?

学生の窓口

1月25日放送、「グッド!モーニング」(テレビ朝日)では、琴奨菊の琴バウアー。琴奨菊の代名詞となっている、両腕を大きく開き体をそらす立会前のルーティーンが注目を集めているようだ。ネットではフィギュアスケートのイナバウアーに見立てて「琴バウアー」などの愛称もついていた。琴奨菊が優勝後のインタビューで「琴バウアーでいきましょう」と語り、晴れて正式に命名されることとなった。メンタルトレーニングの第一人者である高妻容一教授のアドバイスでこのルーティーンを行うことになったのだという。早くも流行語大賞候補になるのか、人気が広がっている。

琴奨菊は朝稽古も支度部屋でのウォーミングアップも、毎回ほぼ同じメニューをこなしている。約4年半前に読んだイチローの本がきっかけ。その本によるとメンタルの重要性が語られており、それをきっかけにルーティーンを取り入れたという。日本人力士として10年ぶり優勝を果たした大関・琴奨菊。優勝の影には、体に負担をかけない食事や毎晩のマッサージなど、妻の祐未さんの献身的な支えがあった。祐未さんは「有言実行ですね、輝いていました。惚れなおしました」と語り、優勝を喜んだ。大関・琴奨菊の優勝は10年ぶりの日本出身力士の優勝となった。これ以前は白鵬35回、朝青龍10回、日馬富士が7回優勝しており、いずれもモンゴル出身力士だった。

祐未さんは帰国子女。高校一年生から父の仕事の都合でスウェーデンで生活し、英語、スウェーデン語、ロシア語、日本語に堪能な才媛だ。結婚後はフードマイスターの資格を取得して、消化に良い食事が毎日の食卓に並ぶ。マッサージも欠かさず、琴奨菊を気遣っている。琴奨菊は勝った日は懸賞金を、負けた日はケーキを手土産に買って帰るといい、今場所は14勝1敗だったのでケーキはたった1回だったそう。

祐未さんとは、知人の紹介で知り合い、大関の一目惚れで交際が進んだ。九州場所で大怪我して窮地に立たされた時には、祐未さんが付き添って看病してくれたという。自宅では気遣って相撲の話はせず、リラックスして過ごさせてくれたという祐未さん。賜杯の横に座らせてあげるからという約束を守り、見事優勝を果たした。1月30日に32歳の誕生日を迎える琴奨菊のバースデーに、東京都内で披露宴を開くことになっている。10年ぶりの日本出身力士の優勝に日本が湧いている。

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