おもてなしにもぴったり、カラフル&オシャレな常備菜
ひじきや切り干し大根の煮物など、一度にたくさん作っておけば食事の準備がラクになる常備菜。お味噌汁にご飯、それに焼き魚を用意すれば、栄養バランスのとれた食事がパパッと作れてしまいます。
ご飯はもちろんパスタやパンに合わせてもおいしい、カラフルな洋風常備菜のレパートリーを増やしてみませんか? 美容食材「パプリカ」を使って作るレシピ2品をご紹介します。
美容成分たっぷりの「パプリカ」
白く美しいお肌へと導くベータカロテン(ビタミンA)やビタミンC、むくみ解消につながるカリウム、体のコンディションを整えてくれる葉酸に食物繊維など、女性にうれしい美容成分たっぷりのパプリカ。抗酸化作用にも優れているため、積極的に取り入れたい食材です。
9割が水分なので、もちろん低カロリー! 鮮やかなビタミンカラーからは、元気ももらえそうですよね。
黄色にオレンジなどさまざまな色がありますが、なかでも赤のパプリカは緑色のものと比べてベータカロテンが11倍、ビタミンCは1.5〜2倍だそう。またパプリカは加熱時にもビタミンCが壊れにくいため、炒め物や煮込み料理にも適しているんです!
常備菜レシピ1:パプリカと白いんげん豆の炒めもの(日持ち3日)
Photo by sweetsholic
食物繊維が豊富でデトックス効果があるといわれる白いんげん豆。スライスしたパプリカと一緒にアンチョビペーストと白ワインを加えてさっと炒めれば、オシャレな味わいの常備菜に。
そのままおつまみとしても出せるので、彼や友人を招いた宅飲みの際にいかがでしょう? また、スパゲティーやペンネに絡めればヘルシーパスタにもなります。
【材料】
EXVオリーブオイル・・・大さじ2
ニンニク・・・ひとかけ
アンチョビペースト・・・大さじ1/2
パプリカ・・・中2コ
白ワイン・・・グラス1/2杯(約75〜80cc)
白いんげん豆の水煮・・・1缶(400g)
塩・黒こしょう・・・少々
【作り方】
1. 蓋付きのフライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニク、アンチョビペーストを入れて、弱火にかけます。
種を取って薄くスライスしたパプリカと白ワインを加えて軽く混ぜたらフタをして、中火で5〜10分ほどパプリカがしんなりするまで軽く煮ましょう。
2. 白いんげん豆を加えて2〜3分ほど炒めながら軽く煮立たせます。火を止めて塩・こしょうをしたら出来上がり。
常備菜レシピ2:パプリカの白ワイン&ハーブ煮(日持ち4〜5日)
Photo by sweetsholic
美容野菜パプリカに、血液サラサラ・疲労回復効果のある玉ねぎをプラス。白ワインとハーブで煮込んで、フランス料理風に仕上げます。ワインのおつまみとしても、ハンバーグなどの付け合わせにも最適。
ツナや生ハムと合わせて、サンドイッチの具材にしてもおいしいですよ。普段のサンドイッチが香り高い、オシャレな味わいに!
【材料】
EXVオリーブオイル・・・大さじ2
ニンニク・・・ひとかけ
パプリカ・・・1コ
玉ねぎ・・・1コ
エルブドプロバンス(ミックスハーブ)・・・小さじ1
白ワイン・・・グラス1/2杯(約75〜80cc)
塩・黒こしょう・・・少々
【作り方】
蓋付きのフライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れて、弱火にかけます。種を取って薄くスライスしたパプリカ、薄切りにした玉ねぎとエルブドプロバンスを加えて、中火で3〜4分炒めましょう。
白ワイン・塩・こしょうを加えてからフタをして中火で20分ほど煮込み、玉ねぎとパプリカが柔らかくなればOK。味をみて足りないようであれば、塩・こしょうを。
エルブドプロバンスは南仏を中心にフランス料理によく使われるミックスハーブで、国内のスーパーでも入手可能です。肉や魚料理の味付けやスープを作る際など、色々活用できますよ。
先週末に友人が遊びに来た際、常備菜でおもてなしをしました。今回ご紹介したパプリカの2品をおつまみに、ワインやビールで乾杯。
さらにメイン料理には「パプリカの白ワイン&ハーブ煮」と、茹でたブロッコリーを焼き込んだキッシュを用意。スモークサーモンとサワークリームを添えて、ちょっぴり華やかに。「常備菜とは思えない!!」と大好評でした。
作り置きのおかずがあると、日々の献立作りはもちろん、ホームパーティーの準備もだいぶラクになります。常備菜を活用してオリジナルのメニューを作ってみてくださいね!
レシピ制作/タイトル写真: sweetsholic