チーズがとろ〜り!欧州のおいしすぎるチーズ・バレンタイン料理【3選】
今年のバレンタインは、恋に効く「チーズ料理」を作ってみませんか? チーズは恋愛ホルモン「フェニルエチルアミン」や、幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促すアミノ酸が豊富な食品です。愛する人と一緒に食べればハッピーな時間が過ごせそう!
バレンタインディナーにぴったりの、チーズが香る華やかなヨーロッパ料理をご紹介します。難易度は星の数で示しているので、どうぞご参考に!(星1つ=初級、星2つ=中級、星3つ=中級〜上級)。
チキンからチーズがとろ〜り!イタリアの「バジルチキン」(難易度★)
地中海へ繋がるリグリア海に面したイタリア北西部の都市ジェノバ。バジルと松の実、パルメザンチーズなどで作る「ジェノベーゼソース」発祥の地です。
パスタにスープに肉や魚料理にと、当地ではジェノベーゼソースをふんだんに使った料理がずらり! 「バジルチキン」は、市販のジェノベーゼを使えばとっても手軽に作ることができますよ。
【材料】(2人分)
鶏胸肉・・・2切れ(約400g)
ジェノベーゼソース・・・大さじ2
とろけるチーズ・・・ふたつかみ(約60g)
塩・コショウ(黒胡椒)・・・適宜
【作り方】
1. アルミホイルを2枚用意。鶏胸肉を一切れずつのせ、塩・コショウをします。
2. 鶏肉の横半分に切れ込みを入れ、ジェノベーゼソース大さじ1をスプーンで塗り、チーズひとつかみ分をのせてアルミホイルでしっかり包みます。もう一切れも同様に。
3. 180度に予熱しておいたオーブンで約30分焼きます。
ホタテとほうれん草の簡易版キッシュ!フランスの「クラフティ」(難易度★★)
卵とミルクで作るフランスの伝統菓子「クラフティ」。通常はデザートとして供されるクラフティをお惣菜風に楽しんでみましょう。
お惣菜クラフティはパイ生地のないキッシュ、あるいはオープンオムレツのようなイメージです。パイ生地を準備せずとも華やかな見た目で、彼もきっと大満足してくれるはず!
【材料】(グラタン皿2つ分)
卵・・・4コ
牛乳・・・100cc
生クリーム・・・100cc
小麦粉・・・大さじ1
ニンニク・・・ひとかけ
オリーブオイル・・・大さじ1
ホタテ・・・150g(6〜7コ分)
ほうれん草・・・1/2束(約100g)
粉チーズ・・・大さじ2
塩・コショウ(黒胡椒)・・・適宜
【作り方】
1. ボウルに卵を割り入れ、小麦粉を加えて泡立て器で混ぜ合わせます。牛乳・生クリームも加え、塩・コショウで味付け。
2. フライパンにみじん切りにしたニンニクとオリーブオイルを入れて弱火にかけ、香りが出てきたら中火にしてホタテを軽く炒め、塩・コショウをして取り出します。ここに下茹でしたほうれん草を加えて炒め、塩・コショウ。
3. それぞれのグラタン皿にバター少量(分量外)を塗り、炒めたほうれん草、ホタテの順にのせて、型の2/3まで1の卵液を流します。粉チーズ大さじ1ずつ振りかけてから、200度に予熱したオーブンで卵が固まって膨らむまで30〜40分ほど焼きます。 お好みでパセリ(分量外)のみじん切りを散らすと、より見栄えのする一品に。
ジューシーなラム肉がたまらない!イギリスの「シェパーズパイ」(難易度★★★)
ビールを飲みながら食事が楽しめる「イングリッシュ・パブ」。会社帰りの一杯はもちろん、平日のランチタイム、休日は家族で食事に訪れる人も多いイギリス人のソーシャルライフに欠かせない場所です。
ラム肉のミンチに野菜とスパイスを加え、マッシュポテトとチーズをトッピングして焼き上げる「シェパーズパイ」は、パブで人気の高い定番フードのひとつ。レシピサイト『クックパッド』には、イギリス大使館が直々に「英国大使館のキッチン」としてイギリス料理のレシピを投稿しているのをご存じでしょうか?
こちらには本場イギリスの「シェパーズパイ」の作り方が詳しく掲載されています。「英国大使館のキッチン」には、前菜やデザートもたくさん掲載されているので、バレンタインメニューを考える際にもきっと役立つはずですよ!
チーズの可能性が広がりそうなヨーロッパの料理たち。付け合せにはフルーツをトッピングしたグリーンサラダや、カラフルな温野菜を用意すれば見た目も栄養バランスもバッチリです。ドリンクにはロゼ色のスパークリングワインを用意して、ロマンチックな時間を演出しちゃいましょう。
参考文献:『Les meilleurs clafoutis』