キムタク夫妻や宮沢りえも?芸能人の知られざる”タトゥー”事情 (2/2ページ)

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■キムタク夫婦も? 一方で消すタレントも続出

 日本ではタトゥーのイメージがヤクザに直結しやすいだけに、公共の電波に乗せにくい。無難な道を選ぶ現場テレビマンが編集でモザイク処理するのも無理らからぬ話か。また、近年医師法違反での彫り師の摘発が相次いでおり、彫り師逮捕のニュースが頻繁に流れることも、イメージが悪化する要因となっている。

「SMAP・木村拓哉は妻・工藤静香とおそろいのタトゥーを入れているが、タトゥーが映り込みそうな撮影では、事前に肌色のテーピングをするなど、テレビに映り込まないように配慮している」(前出・テレビ局関係者)

 こうした状況から、タトゥーを消す芸能人も増えている。その最たる例が梅宮アンナ(43)だ。梅宮は1年がかりでタトゥー除去をした。痛みは想像を絶するものだったようで、

「もう怖くて行けないよ!」
「半端ない痛さ」

 と告白している。タトゥーを専門に特集するカルチャー誌の編集者が言う。

「タトゥーは入れるよりも、消すほうが時間がかかります。また、入れる前のきれいな状態に戻すには、費用もかかる。ファッションとしてタトゥーを入れたい気持ちはわかるのですが、今のご時世、スポンサーや事務所、テレビ局との関係を考えると、芸能人にとってはデメリットしかない気がしますね」

 入れるのは簡単だが、除去には時間とかなりの痛みがあるタトゥー。自己表現の1つだとしても、その代償はあまりに高く、今の芸能人にとってかなりリスキーだと言えそうだ。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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