武田久美子に賀来千香子も!「熟年離婚を決断した」芸能人たち
オジサンたちには貝殻水着でお馴染みの、タレントの武田久美子(47)が1月20日に自身のブログで、2000年に結婚したアメリカ人の夫(51)と「熟年離婚」が成立したことを報告。同日放送の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、「成立までに約1年半もの時間がかかった」と説明した。離婚後は日本での芸能活動に力を入れていくそうで、一昨年のイベントで「還暦に赤い貝殻でグラビアをやる」と宣言して注目を浴びている。今回は武田のように熟年離婚をした芸能人カップルを紹介してみよう。
1994年1月の結婚以来、長年「おしどり夫婦」だと思われていたのに、2012年2月、電撃的に18年間の結婚生活に終止符を打ったのは、俳優の宅麻伸(59)と賀来千香子(54)だ。結婚前には無名時代の宅麻を支えていたという、8年越し恋人の存在が明るみに出て、賀来が二股をかけられていたことが発覚。婚約解消かと騒がれたが、それでも結婚に踏み切った2人だが、結婚後も賀来が家事を一切しない、賀来が子作りを拒否して寝室は別々など、実は結婚当初から「仮面夫婦」状態なのでは、という噂が裏では囁かれていたそうだ。
夫は「25年の俳優生活をなげうってでも離婚したい」、妻は「離婚する理由が見つからない」と、裁判で真っ向から争ったのは、俳優の高嶋政伸(49)と女優の美元(みをん、36)だ。2010年9月に離婚調停を開始し、翌年2月に決裂。11月に家庭裁判所に高嶋が離婚成立を求めて訴訟。2012年11月26日に離婚が成立した。離婚の原因は、2008年の結婚後、毎月のように海外や国内の旅行に行ったり、プランド品を買い漁るなど、数千万円あったという高嶋の貯金が底をつきそうな、美元の激しい金遣い。なんと、裁判中でも美元は高島から月に50万円の生活費を受け取っていたそうだ。
54歳年下の女子大生との不倫交際疑惑をスクープされ、2度目の「熟年離婚」をしたのは、“サニー千葉”こと俳優の千葉真一(77)だ。当初は「相手の母親から頼まれて、アメリカ留学の相談にのっているだけ」と説明していたが、1996年に結婚して2男をもうけたものの、3年前から別居状態だった、28歳年下の一般女性の妻と離婚調停となり、昨年末に離婚が成立。千葉は女優の野際陽子(80)と1972年に結婚し、海外に拠点を移したいという千葉と、日本国内で暮らしたい野際との意見が噛み合わず、1994年に「熟年離婚」したことでも有名だ。
「ちなみに『熟年』とは、1978年に作家の邦光史郎(満74歳没)が、サラリーマンが定年退職した後のセカンドライフを充実させるため、45歳から69歳までを“成熟した年齢”と主張して広まったものです。枯れたイメージはありますが、実は活動的な年齢なのです。第2の人生を踏み出すには、ある意味でまだまだ間に合う年齢。熟年離婚と言っても驚くべきものではないんです」(男性週刊誌デスク)
熟年離婚にはほかにも、昨年12月に俳優の吉田栄作(47)がモデルの平子理沙(44)と、昨年8月に演歌歌手の神野美伽(50)が作詞家の荒木とよひさ(72)と、さらに昨年6月には、落語家でタレントのヨネスケ(67)が10年以上の別居の末、離婚した例がある。彼らもぜひ堂々と、第二の人生を歩んでほしいものだ。