3月だから考えたい…「すべての女性が輝く社会」実現のために今スグできること (2/2ページ)
昨年6月にはじめて「女性活躍加速のための重点方針2015」が策定され、8月には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が成立し、今年の4月から完全施行されるなど、女性の活躍推進に向けた様々な取り組みがされています。
それでも今年の国際女性デーの前日には、国連の女性差別撤廃委員会よりマタハラを含む雇用差別や職場でのセクハラを禁止する法的措置の整備を求められるなど、様々な改善点を指摘されました。
■「すべての女性が輝く社会」実現のためには、小さくても身近なところから
政府の取り組みや労働市場の改善には期待したいところですが、女性が社会で輝くためには身近なところでもできることがあるはず。
家庭なら家事と育児は夫婦で分担したり、家事で少々手抜きをしても文句を言わない、など。職場なら男女、女性同士に関わらず、育児との両立が辛い時期の女性同僚への気配りなど。
女性に重くのしかかる負担をちょっと取り除くような行動を時々でも出来れば、女性もまた活き活きと輝けるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
女性を祝うイベントが多い3月。記念日にこだわることはありませんが、せっかくなら3月のうちに、身近な女性に対して日頃の感謝の気持ちを表してみてはいかがでしょうか。
フランス男性の真似でも結構。感謝を示された側も示した側も、気分よく輝いてくことができるでしょう。
(續恵美子)
【参考】
※ 「国際女性の日」に寄せて – 内閣府男女共同参画局
【画像】
※ blanchemaroke / PIXTA(ピクスタ)