いつでも送信できるけど……ビジネスメールを夜中に送るのはあり? なし?

フレッシャーズ

ビジネスでのやり取りを、メールで行う機会も増えています。電話対応とともに、メールマナーについてもきちんと身につけておきたいものですね。今回は、仕事のメールを夜遅くに送信しなければならないときに、頭に入れておきたいマナーについて紹介します。いざというときのため、チェックしてみてください。

■いつでも送信できるのがメールの魅力。だけど……

電話と違ってメールは、「受け取る側の行動を制限しない」というメリットがあります。送信しておいて、相手の都合の良いときにチェックしてもらえばOK! こう考えると、就業後に思いついたアイデアや連絡事項などを、夜の間にメールしておけばいいや!と思う方もいるかもしれませんね。朝一番で、相手にメールチェックしてもらえる可能性も高いですから、ある意味では効率が良いと考えられるでしょう。

しかし、ビジネスメールは就業時間内に送信するのが原則です。就業時間外の突発的な事案に対応するため、会社用の携帯電話を持ち、常にメールチェックできるようにしている方も少なくありません。深夜にメールが届けば、迷惑になることも考えられます。まずはこのことを、しっかり頭に入れておきましょう。

■挨拶文を忘れない!

とはいえ……「どんな風にメールを送れば良いのか」と迷っているうちに、夜遅くになってしまうこともあるかもしれませんね。こんなときには、時間指定機能を活用し、相手にメールが届く時間を指定するのがオススメです。たとえ夜中に送信したとしても、大丈夫。「下書きに保存したまま送信を忘れる」なんて、残念な事態も防げます。

また、どうしようもない事態により、時間指定では間に合わないことだってあるでしょう。こんなときには、相手を気遣う挨拶をメールに組み込むのがおすすめです。よく使われるのが「夜分遅くに申し訳ありません」というフレーズ。申し訳ない気持ちが伝われば、印象も良くなるはずです。

■今日? 明日? はっきりさせて

夜分遅くのメールで、日時を記載するときには、相手を混乱させないよう配慮する必要もあります。「今日」や「明日」という曖昧な表現を使うと、相手との間に誤解が生まれてしまうことも……。具体的な数字を出して、きちんと説明するのが良いでしょう。単純に「明日の13時にお伺いします」とするのではなく、「明日(○日)の13時にお伺いします」と書くだけで、わかりやすくなります。

深夜のビジネスメールは、基本的にNG! どうしようもないときには、相手への気遣いを示すことを忘れてはいけません。上手なメールのやり取りで、社会人として一歩ずつ成長していけると良いですね。

(ファナティック)

「いつでも送信できるけど……ビジネスメールを夜中に送るのはあり? なし?」のページです。デイリーニュースオンラインは、大人の常識ビジネスマナーメールマナー仕事カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る