北朝鮮「美女レストラン」が苦境…「花の押し売り」も (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

そうなれば政治的生命は終わり、再び国外に出ることはできなくなる。

無理難題を押し付けられたレストランの幹部たちは、飲食業ではなく性産業への業種替えを検討しているとのことだ。

もちろん、こうした制裁不況に対して、北朝鮮当局が対策を講じるわけではない。むしろ、「北朝鮮では『70日戦闘』が始まった、中国でも忠誠の外貨稼ぎ運動を頑張って労働党第7回大会を素晴らしいものにしよう」「レストランの幹部は『自強力』精神で外貨稼ぎに励め」などと無茶な要求をする。

環境が整っていないにも関わらず36年ぶりの党大会開催を決定したり、周辺諸国の反発を顧みず核とミサイル実験を強行する金正恩体制の暴走のしわ寄せは、こんなところにも及んでいる。

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