意外に多い現金トラブル…「海外旅行時のお金」どう用意するのがベスト? (2/3ページ)

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偽札ではない確信があっても、あまり気分のいいものではありませんね。通貨換金の際は、大きな単位の紙幣への両替はなるべく裂けたほうがいいでしょう。

■「両替のし過ぎ」に注意

前記調査でも、両替をしすぎて外貨が余ったという人は結構います。その通貨を使える国に何度も行くという人は良いですが、今度いつ行けるか分からないという場合は、そのまま外貨で持っておくのはもったいないですね。

余った外貨を帰国後に日本円へと換金する人も多くいますが、両替手数料がかかり、通貨によって1ドルや1ユーロの通貨単位あたり1~8円程度。そもそも日本円から外貨へ両替した際にも手数料を払っているため、ダブルで手数料を払うことになってしまいます。

■「硬貨」が余る

知っている人にとっては当たり前の話ですが、知らない人も意外に多いのが硬貨のこと。余った外貨の硬貨を日本円に両替しようとしても通常は両替できません。また、外貨預金をしている場合は、余った外貨を自分の外貨預金に預け入れることも可能ですが、硬貨の取り扱いはしていません。

慣れていない通貨の場合、海外での支払い時には紙幣で払うのが分かりやすいのですが、面倒でも硬貨を使い切るようにトライしてみましょう。パン屋、八百屋、ケーキ屋、カフェなど小さな商店では、細かな小銭で払ったほうが喜ばれるお店もありますよ。

それでも硬貨が余ってしまったら……。その時はユニセフに寄附する方法もありますし、一部通貨と一部店舗に限られますが、大黒屋で外国硬貨の両替を取扱っています。

■やっぱり「カード」が安心

現金は、盗られたり無くしたりすると絶対に返ってこないと言ってもいいでしょう。しかしカードなら、万一盗難や紛失があっても、止めさえすれば他人に使われることはありません。セキュリティ面では断然カードに軍配が上がります。

国によってはVISAに強い、マスターに強いなどの差がありますが、余程の辺境地への旅行でない限り、大抵の国ではクレジットカードが使えます。支払をカードで行えば、硬貨が余って困るということもなくなりそうですね。

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