通話料金が低額のプランもありますが、その場合はデータ通信料金が高いプランしか選べなかったり、データ通信料金が低いプランだとかけ放題プランへの申し込みが必須になっていたりして、なかなか自分の利用スタイルにぴったりのプランがないんですよね。

その点、格安SIMは事業者が複数あり、各社プランのバリエーションも豊富。無駄なく最適な利用プランを選ぶことができるのです。

iPhoneSEは格安SIMにぴったり！

先日発売されたばかりの「iPhone SE」は、小さな女性の手にもしっくり馴染む4インチのサイズ。価格も16GBで57,000円前後（税抜/記事執筆時）と、93,000円前後のiPhone6Sに比べて3〜4万円安いのにもかかわらず、機能的には6Sとほぼ同等のスペックを持っています。しかもSIMフリー端末ですので、Phone SEに機種変更すると同時に格安SIMへ乗り換えることが簡単にできるのです。

格安ってことは機能が劣るの？

「格安」と聞くと肝心の通信速度や感度が心配になりますが、SIMフリーのiPhone5で、データ通信専用の代表的なSIMを実際に使用してみたところ、大手キャリアと契約しているiPhoneと比較しても問題は感じられませんでした。

ちなみに試用した格安SIMは、国内MVNO市場で2年連続シェアNo.1（MM総研調べ）を獲得しているNTTコミュニケーションズの「OCNモバイルONE」。月額料金は、通話を全く利用しない人用の「データ通信専用SIM」が月額900円から、「音声通話対応SIM」は月額1600円からで、月のデータ通信量は3GB～15GBまで自由に選べます。契約容量内の速度制限はなく容量の繰り越しも可能です。また、専用アプリで通信容量の残高確認や、高速通信のON/OFFなども設定できるそう。

初月利用は無料で、「OCN光」を利用している場合は毎月200円割引になる点もポイントです。