石坂浩二「テレビ局に1千万前借りしていた」過去を告白
4月8日放送の『アウト×デラックス アウトスプリングSP』(フジテレビ系)に、俳優の石坂浩二(74)が出演。かつてフジテレビに1000万円を借りていた過去を告白した。
1969年、人気番組『スター千一夜』(フジテレビ)の司会者に抜擢された石坂浩二。当時とても好きな画家がいて、死ぬまでに何でもいいから作品を手に入れたいと思っていたところ、岐阜の画商から「作品が入った」との連絡が。価格は1500万円だったが、しかし、貯金をかき集めても500万円しかなかった。
石坂は「それで、フジテレビさんに『1000万、貸してもらえないでしょうか』と」頼み、ギャラを前借りしたという。結果、『スター千一夜』のギャラからずっと引かれることになったのだが、それだけでは返しきれず、『人間の條件』という昼ドラマのナレーションをやって借金を返済した、と語っていた。
「その絵を買ったのは27~8歳の時という計算になりますね。20代で借金をして1500万の絵を買うほど、美術に関心が高い人ですから『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)に強い思い入れがあったのは納得です。こだわりが強すぎて、逆に番組サイドとぶつかってしまったのかもしれませんね」(芸能誌記者)――4月からの新天地『開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン』(BSジャパン)では、その知識を遺憾なく発揮して欲しいものだ。