藤原紀香“バッシング報道”に反論も歌舞伎界から浴びる冷視線

デイリーニュースオンライン

梨園の妻は大丈夫!?(写真はイメージです)
梨園の妻は大丈夫!?(写真はイメージです)

 3月31日に歌舞伎俳優・片岡愛之助(44)と結婚発表記者会見を行なった女優・藤原紀香(44)。一部週刊誌が報じた友人とのオフレコトークに、4月8日に更新したブログで反論した。

 紀香はブログで「会見の日に私が楽屋で話したことが流出~なんて記事が載ってるよと友人が送ってくれた写メを見て、驚きました」と報道に触れ、「子どもに関して46歳までに作りたいと懇願してるとか アンジェリーナジョリーみたいになりたいとか 前の結婚はなかったことにしてる、とか。おーい!そんな話は、私の人生で言ったこともありませんよ~!」と記事内容を完全否定。「万人に祝福して頂きたいなんて思ってません。幸せな人に水をさしたい人がいるのも、人間だからわかってまーす。だけど、嘘はやめてー」と、相次ぐ報道に対して紀香節で言及した。

 しかし、この反論が歌舞伎関係者の間で問題視されているという。

「こうした場合、否定するとしても品位を感じるような言葉遣いで対応すべきなんです。そもそも、様々な報道への一連の対応は、梨園の妻としてあまり印象が良くないという声も上がっています。ブログでも前へ前へと出て行く紀香さんの対応に、歌舞伎役者の妻は影で支えるものとされる梨園からは、冷たい視線が向けられているようです」(歌舞伎関係者)

 得意な手料理に磨きをかけるなど、梨園の妻として紀香なりに奮闘しているものの、自己主張の強さが災いしてしまうのが藤原紀香なのだ。その性格は、梨園の妻デビューにも影響してしまった。

■表舞台を捨てきれない!?

 9日に香川・琴平の金丸座で開幕した『四国こんぴら歌舞伎大芝居』での“梨園の妻デビュー”が予想されていたものの延期。理由は、4代目を襲名した中村鴈治郎の披露も兼ねた同興行を、愛之助の養父・片岡秀太郎(74)が考慮したためだ。

「初日に愛之助たちが騒がれては配慮に欠けるとの理由ですが、紀香さんがまた自分を主張しすぎる行動をとるのではないかという意見もあったようです」(前出の関係者)

 1991年に歌舞伎俳優・中村橋之助(50)と結婚した女優の三田寛子(50)は「入籍以来24年間にオフは1日もなかった」とそのハードさを明かしている。紀香と同じようにテレビ界から梨園に嫁いだ芸能人として、六代目中村勘九郎の妻・前田愛や十一代目市川海老蔵の妻・小林麻央なども挙げられるが、結婚を機にほとんど表舞台には立っていない。

「伝統・しきたりを重んじる梨園の先輩妻たちからは、早くも、紀香と関わらないように距離を置き始めているようです。このままでは梨園の妻として夫を支えることができないのでは? と不安の声も聞こえ始めています」(前出の関係者)

 結婚から早くも窮地に立たされている藤原。今までの“ノリ”を押さえなければ、愛之助との幸せな夫婦生活はそう長くは続かないのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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