代表作は披露宴なのに?藤原紀香が”プレミア女優感”を出せるワケ

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Photo by ai3310X
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 自身のブログ「氣愛と喜愛でノリノリノリカ」で書いた記事が話題を集めている女優の藤原紀香(44)。結婚記者会見後の3月31日には”女優続行”を宣言しているが、藤原に関してはドラマや映画の代表作がとんと思い浮かばない。代わりに巷では、「披露宴が代表作」という皮肉いっぱいの回答が少なくない。

■藤原紀香の代表作は何か?

 歌舞伎俳優の片岡愛之助との結婚が話題になって三週間余り。片岡とともに藤原は、30日に記者会見を開いて幸せオーラをふりまくも、多くの非難を浴びた。またブログでも「人として妻として女優としての成長に繋がるものと信じて一歩ずつゆっくりと歩んでいきたいと思います」などと宣言。藤原の梨園デビューは、夏のミュージカル『南太平洋』を終えた秋ではないかと目されているが、先行きはまだ不透明なままだ。

 そんな中、一部で話題になっているのが藤原の代表作について。ドラマや映画の作品名がなかなか思いつかず、「レオパレス21」「バスロマン」とCMを代表作に挙げる声が少なくない。

「90年代のデビュー当時はキャンペンガールとして活躍し、スタイルの良さなどを買われて大手企業のCMに多く出ていました。演技畑出身ではない藤原の醸しだすプレミア感は、お茶の間のテレビに多数露出していたことに由来するのかもしれません」(報道関係者)

 代表作がないのにプレミア感を出せる。まるで、"代表作のない男"として名を馳せるベルギー人俳優のジャン=クロード・ヴァン・ダムのようではないか。

 藤原の代表作は何か。この問いの答えとしてよく挙がるキーワードが"結婚"だ。とくにファンの記憶には、お笑い芸人の陣内智則とのあの“ゴージャス披露宴"の記憶が鮮明に残っているようだ。

 同披露宴が実施されたのは、2007年5月のこと。約5億円をかけたといわれるド派手結婚披露宴をホテルオークラ神戸で行ない、その模様は日本テレビより独占中継された。主役である藤原と陣内の二人は、600名の出席者、200名の報道陣を前にして笑いあり涙ありの2時間におよぶ"超大作"を完成させた。

 驚きは視聴率だ。関東地区で24.7%(ビデオリサーチ調べ、以下同)、関西地区で40.0%と代表作と呼ぶにふさわしい記録を達成。また梨園つながりでは、2010年の市川海老蔵と小林麻央の披露宴も関東地区で18.7%を記録している。人気ドラマ越えも期待できるドル箱コンテンツとなっている。

「藤原さんのプロフィールを見れば主演作はたくさん出てきますが、代表作は思いつきにくい。一方で陣内さん・片岡さんとの結婚話を忘れる人はそうそういないでしょう。もし片岡さんとも盛大な披露宴を実施されるようでしたら、喜んで取材に伺いますよ」(同上)

 3月30日の記者会見で立会人である松竹株式会社の迫本淳一社長は、「披露宴等々未定」と述べつつも、「披露宴がある場合には(迫本社長に)仲人を」と打診を受けていることを明かし、披露宴実施の可能性に含みをもたせた。片岡も歌舞伎の公演がない月末の実施予定プランを明かし、「どこかの月末にはなると思いますけど、できれば今年中には挙げたいなとは思っております」と話している。

 もし披露宴が実現するとすれば、藤原のミュージカルと片岡の大河ドラマ出演が落ち着く秋口だろうか。今年の超大作『披露宴2』の行方を注視していきたい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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