ハウス加賀谷「スナイパーに狙われた」統合失調症に苦しんだ過去を振り返る
4月7日放送の『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京系)に松本ハウスのハウス加賀谷(42)、松本キック(47)が出演。加賀谷が活動休止の原因になった統合失調症について語った。
2人が活動を中止したのは1999年のこと。実は加賀谷は中学生の頃より統合失調症を発症しており、ブレイクするまで治療を続けていた。しかし症状が安定してきたことで油断して医師が処方した薬を飲まなくなり、一気に症状が悪化。加賀谷はその時の自分について「ズドーンと具合が悪くなって。焦ってまた薬をブワーって飲んじゃうのを何度も何度も繰り返して」いって、最悪の状態になってしまったと明かした。その時には妄想もひどく、「4階の自分の部屋の窓の向こうに、隣のビルのマンションが見えるんですけども。屋上からスナイパーがライフルで僕のことを狙っている」と思い込んでいたという。活動休止を決めるとき、松本は加賀谷に「芸人をやりたかったら1年経っても2年経っても、10年経ってもいいよ」と言ったらしいのだが、実際に加賀谷の病状が落ち着き再開を申し入れたのが、ちょうど10年後の2009年。松本はその偶然に驚いたらしいのだが、加賀谷の方は休止を決めた時には症状がひどく、松本の言葉はなにひとつ記憶になかったらしい。
「復活後は治療を続けながらお笑い活動を行なっている加賀谷ですが、その他に力を入れているのが、統合失調症に対する理解を呼びかける講演活動です。全快とはいきませんが、2人ともいろいろがんばっているようです」(芸能プロ関係者)――統合失調症に苦しんでいる人たちのためにも、がんばってほしい。