きゃりー、ゲス川谷との写真公開に批判…不倫タレントへの消えぬ”拒絶反応”

デイリーニュースオンライン

Photo by VVmorais
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 きゃりーぱみゅぱみゅ(23)が、ベッキー(32)との不倫が報じられたゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)と一緒に写った写真を公開し、猛批判にさらされる事態が起きている。一時は沈静化したと思われた「ゲス不倫」騒動だったが、いまだ世間の反発は収まっておらず、その代償が大きかったことを再認識させる結果となった。

■集合写真でも猛批判…拒絶反応あらわに

 きゃりーは4月11日付のInstagramとTwitterに当該の写真を掲載。10日に幕張メッセイベントホールで開催されたイベントに出演した際に撮影したと思われ、複数人でポーズを決めているものだった。いつもならファンから「いいね」や好意的なコメントが寄せられるところだが、その中の一人に川谷がいたことで「ゲスの写真のせないで」「いいね…したくない」「ゲスなんかと仲良くしないで」「わざわざゲスの写真を上げるのはどうかと」などと批判が殺到した。

 騒動の当事者ならまだしも、ただ大勢で撮った写真を掲載しただけで非難にさらされる状況。少なくともネットユーザーの間では「ゲスアレルギー」が強烈に残っているようだ。

 騒動後に活動自粛に追い込まれたベッキーに対し、川谷はバンド活動を継続。さらに「誰に謝ればいいの?」などと反省していないかのような言動を繰り返し、3月30日には初の日本武道館ライブのMCで「俺は死ぬまで歌うからな!」と宣言した。ワイドショーなどで繰り返しバンドの曲が流れた宣伝効果でCD売上がアップし、まんまと焼け太りしたともいわれた。

 だが武道館公演は結果的に満員ながら、当初は騒動の影響でいつもよりチケットの動きが鈍いと騒がれた。また、同バンドが出演していたラジオ番組のレギュラーコーナーはひっそりと終了。タイアップが決まっていたアニメ映画への主題歌提供は中止になり、ボディブローのようにダメージが蓄積してきている。

「広告業界では世間の反発が強く残っていると認識されており、CMなどのタイアップは当面不可。また、川谷のメディア露出も騒動前から決まっていたもの以外は難しい。今のところは人気を維持していますが、このままではプロモーションすらままならず、将来的に消えてしまいかねない」(芸能関係者)

■世間は”不倫タレント”を簡単に許さない?

 不倫騒動といえば、矢口真里(33)が出演していた日清「カップヌードル」のCMが放送中止になったことも話題になった。矢口は「危機管理の権威」という心理学部准教授に扮し、バックの「二兎を追うものは一兎をも得ず」という文字で不倫騒動をパロディ化。これに「不倫を擁護する表現だ」などと視聴者から苦情が殺到し、同社が謝罪する事態となった。

 矢口はバラエティー番組などで騒動を度々ネタにしており、もう批判は和らいだかと思われていたが甘かったようだ。

 また、自民党からの立候補を予定していたとされる作家の乙武洋匡(40)は過去に5人の女性と不倫していたことが発覚。すぐさま公式ホームページで謝罪文を発表し、なぜか妻までが「私にも非がある」と謝って火消しを狙ったが、世間のあまりの反発の強さに立候補を断念した。

「不倫を題材にしたドラマが大ヒットしたこともありましたが、現実の不倫となれば世間の拒絶反応は強い。特にスポンサーにとって大事な顧客である主婦層のウケが最悪になり、このイメージはなかなか消えない。乙武氏が出馬を諦めたのも、女性票が期待できなくなったためでした。それが矢口のCM中止によって再認識されたことで、今後は不倫タレントへの風当たりが一層厳しくなる。例に漏れず川谷はCM業界やメディアから追い出されていますし、ベッキーの復帰も難しくなってしまった」(前同)

 いずれも不倫の当事者だけでなく周囲の人々にまで害が及んでいる状況。不倫の代償は当人たちが思っていたよりも遥かに大きいようだ。

文・佐藤勇馬
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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