藤原紀香はなぜ叩かれる?”隠し子”騒動再燃と孤立無援の背景

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Photo by ai3310X
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阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 藤原紀香(44)がいよいよ四面楚歌の状態だ。片岡愛之助(44)との結婚発表直後から、ネット上のみならず関係者からもバッシングを浴びてきた今回の“梨園入り”だが、ポジティブなシーンには一度もお目にかかれていない。「週刊文春」(文藝春秋/4月21日号)では、片岡愛之助が隠し子に対してDNA鑑定を要求したと報じられたが、これさえも“紀香の差し金説”が浮上してしまう始末だ。

 そもそも、交際報道当初から「夫を陰ながら立てる梨園の妻を、紀香が演じるのは不可能」と梨園関係者からは指摘されていた。ただでさえ自己アピールが強い紀香が、結婚後も芸能活動を行う意向であることも報じられており、梨園が求める理想の嫁像とは著しい乖離があったのだ。

「紀香は結婚会見で『芸能活動は許される範囲で』と、女優業との両立を堂々と宣言していました。梨園の妻として、また女優としても含みを持たせる表現ですが欲張りすぎです。愛之助の養父・片岡秀太郎(74)も紀香が“梨園の妻デビュー”を焦るあまりKY言動に走らないよう気を配ってますが、その時点で失格。会見も陣内智則(42)との入籍時と同じく金屏風の前で行われ、取材に訪れた記者たちからも失笑を買っていました」(週刊誌記者)

■相乗効果で下がる好感度

 そんな会見から半月で、今度は愛之助の隠し子スキャンダルが再燃。火消しのためか、すぐさまブログで「事実とかけ離れた記事に大変驚いている」とコメントした愛之助だったが、結婚に前後するDNA鑑定要求には、「(実子ではないと願う)紀香の差し金では」という疑惑が浮上した。

「そもそも好感度の低い紀香でしたが、ここへきて愛之助にも矛先が。隠し子や熊切あさ美(35)をポイ捨てした男として、過去をさかのぼって叩かれ始めています。いまや夫婦揃ってバッシングの対象となりつつあり、好感度やイメージも相乗効果で低下しています」(前出・記者)

 この状況に紀香も焦りを感じているのだろうか。文春のDNA鑑定報道以降、頻繁にブログが更新されている。しかしこちらも、テレビ番組への出演を予告すれば「もっと他にやるべき仕事があるはず」と咎められ、また4月14日に発生した熊本地震についての書き込みにも「深刻な内容に絵文字を使わないでほしい」と、非難轟々だ。何をやってもうまくいかないのである。

■ドンとも疎遠…バッシングの一因に?

 そんな孤立無援の背景を芸能プロ関係者が語る。

「紀香の嫌われぶりが決定打となったのは、やはり陣内とのゴタゴタ離婚を巡ってでしょう。当初、報道は“芸能界のドン”をバックに持つ紀香に同情的で、離婚原因もすべては陣内の浮気、またはDV説まで浮上しました。しかし、近頃では紀香とドンの関係が疎遠になっているという情報もあり、御用達メディアも紀香に不利な報道をするようになっています。陣内は離婚に際して、紀香から何も知らされず気付いたら離婚届を提出されていたそうですが、愛之助に関しても最悪のケースに陥ってしまえば、同じオチが待っている可能性は考えられる」

 ファンや関係者、さらには自らの所属芸能プロダクションからも、どんどんと距離を置かれつつある紀香。唯一の救いは、ようやく手にした“梨園の妻”というポジションだが、これも果たしていつまで続くこととなるのか――。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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