“女子フィギュア最年長”の浅田真央がこぼした若手選手との人間関係
1年間の休養を経て、リンクに戻ってきたフィギュアスケートの浅田真央選手。世界選手権では25歳にして女子の最年長選手となってしまったが、その心境をスポーツ番組「S☆1」(TBS系)で答えた。
「高橋大輔、織田信成、鈴木明子、浅田真央の座談会企画があったのですが、皆、現在の選手層の若返りは気になるようです。浅田選手は『真央は話しかけるんだけど、みんなは話しかけてくれないんだよね』と答えていました。フィギュアの引退は平均すると20代半ば。21歳の羽生結弦選手でさえ年齢を感じているそうです。女子は特に若返りが激しく、今季は10代が活躍。浅田選手の休養前の『世界選手権2014』ではカロリーナ・コストナー(当時27歳)も鈴木明子(当時29歳)もいましたからね」(スポーツライター)
しかし、若い選手が浅田選手と話さないのは、年齢差だけが原因ではないようだ。
「番組では鈴木が『みんな真央ちゃんが憧れの選手だから』と返していました。確かにロシアの女子選手の多くは、浅田真央にあこがれています。ソチ五輪金メダルのソトニコワ選手は『彼女は偉大な人です』、ソチ五輪団体金のリプニツカヤ選手は『尊敬しているし、いちばん好き』、15年の世界選手権銅のラジオノワ選手も『いちばん憧れている選手』と言っています。浅田選手が番組で『やっと最近、知子ちゃん(宮原知子選手)が少し口をきいてくれるようになった』と言っていましたが、彼女たちにとっては気軽に話せない選手なのです」(前出・スポーツライター)
ファンにとってはいつまでもカワイイ真央ちゃんだが、若い選手にとってはそれくらい偉大な存在なのだ。
(芝公子)