藤原紀香の素行不良に“梨園追放”の危機

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Photo by ai3310X
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 歌舞伎俳優・片岡愛之助(44)との結婚以降も何かと話題の女優・藤原紀香(44)。梨園の妻とは思えない言動が各メディアで報じられているが、『週刊文春』が、土足厳禁の楽屋をブーツでズカズカと歩き、片岡愛之助の弟子を呼びつけては注意し、舞台の間はスマホをいじるといった藤原紀香のあまりに非常識な振る舞いを報じて話題になっている。

「彼女の振る舞いは、度々梨園内で問題視されていました。半歩下がって支えるというより、良くも悪くも女優感覚が抜けていない。文春さんの記事は、紀香を追い出すための梨園からのタレコミなのではとの噂もあります」(芸能関係者)

 また、紀香は4月16日にブログを更新。熊本地震のニュースに心を痛めているという内容だったのだが、その文末に書かれた「どうかこれ以上、被害が広がりませんように そして 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください。お願いします」という一文(18日にはその一文は削除されている)に対し、「熊本に失礼な事書いてる」「まるで熊本の人が神に罰を与えられるような事をしたとでも言わんばかり」「こんなんじゃ梨園の妻なんか到底無理だろ」「どうかどうか もうやめてください」などの非難の声が巻き起こった。さらにその後も、ブログは更新されているがその一文について紀香は一切触れず、削除した理由・説明がされていないと炎上している。

 同ブログでは、マスコミの報道に対する皮肉めいた記事も投稿しているのだが、それに対しても「マスコミからの攻撃にはすぐに反論するのに、自分発信の失言は沈黙で即削除」「自分のイメージダウンになる事はすぐにもみ消そうとする」と、辛辣な意見が目立っている。

■周囲の擁護で守られる紀香

 夫・愛之助の養父である片岡秀太郎(74)は、18日に自身のブログで鴈治郎襲名興行が大盛況の内、中日を迎えたことを報告。そして「(愛之助の)嫁の紀香は東京で、仁左衛門の月命日に、私と一緒に池上にお参りに行きました」と、紀香が梨園の妻として修業を行っていることを明かしている。

 また、紀香が義父の秀太郎とともに留守の夫に代わり、梨園の妻としての務めを果たしていることも伺わせた。

「徐々に梨園の妻としての務めを行っているようですが、義父の秀太郎も今は修行が始まったばかりと大目に見ているようで、周囲も口出しができない状態のようです」(前出・芸能関係者)

 タレントから梨園の妻となったのは、1991年に中村橋之助(50)と結婚した三田寛子(50)がいる。タレント業と梨園の妻を両立して25年間の三田は、出演した番組で梨園の妻の先輩として「大好きな人と恋愛結婚で結ばれたので、どんな苦労も全部私の大切な宝物。愛情があってしかっていただけるので」と謙虚に語っている。

 三田のように紀香もうまく両立できるといいのだが、現状は茨の道が待っているようにしか思えない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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