​オバマ大統領も活用! プレゼンを効果的に見せるテクニック「サウンド・バイト」とは? (2/2ページ)

学生の窓口

日本語は正しい文法にのっとって話すと、文章が長くなりがち。スピーチやプレゼンテーションではあえて短い文章で構成するように努力してみると、全体の印象がかなり変わってきます。そこに話す口調、表情、身ぶり手ぶりが加われば、本当に伝えたいことを伝えられるようになるのではないでしょうか。

■不用意な発言には要注意

サウンド・バイトには怖い側面もあります。よく日本で見られるのが、政治家の不用意な発言です。内容が不適切であるのは問題外ですが、前後の文脈を無視して切り取ったワンフレーズだけがメディアで一人歩きすることもあります。使われたその短い言葉があまりに印象的なために、悪い意味でとられてしまうのです。

変なところでバッシングされ、悪くとられることのないよう、日ごろから短い言葉の持つ威力について知っておくことが大切になります。言葉を大切に扱う人は、まわからも信頼されやすくなります。気になったサウンド・バイトがあれば、一度スピーチ全体を読んでみると参考になるかもしれませんよ。

この「サウンド・バイト」はスローガンやキャッチコピーとは異なり、自分で「どこがサウンド・バイト」なのか決めきれるわけではありません。あくまでも受け手に印象的に伝わったところがサウンド・バイトとして効果を発揮します。大学生のみなさんも、普段から言葉ひとつひとつを大切にする意識を持ってみてください。

文・ファナティック

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