中高で800時間も英語に触れた大人の「やりなおし学習」成功法 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

さらに行うのは、一方通行な「発信型の英語」から、双方向の「相互理解のための英語」への切り替え。

ちなみに英会話学校で会話練習をはじめるタイミングとしては、ここがベスト。基礎が固まらないうちから英会話学校に通うのは、避けるべきだそうです。

なお英会話を練習する際には、ネイティブのように自然な話し方を意識する必要はまったくないといいます。むしろ心がけるべきは、文法のコアを意識しながら、ゆっくりでもいいので、整った文を発話するように心がけること。

自分の話す英語を常にモニタリングすることにより、倍以上の学習効率があると著者は断言しています。

そして最後は、自分の学習方法を自分の手でカスタマイズしていく作業。自分が興味を持っている教材を用いることがポイントだとか。

■決め手はモードの切り替え

このメソッドをひととおり終えたときが、英語学習の第二のスタート地点。以後は学習方法をカスタマイズしながら、継続的に学んでいくことが大切なのだそうです。

なお、「英語をやりなおす」という点も重要。何故なら第二言語習得論においては、新たな言語を習得するためには相当量のインプットが必要だから。

私たちは中学・高校の授業だけでも800時間程度英語に触れてきているので、そのインプットを活かさない手はないというわけです。

いわば、大人の頭で文法を学び直す、過去のインプットを活かす、そのうえで学習に関するさまざまなモードの切り替えを行うことが言語習得の必勝手順だということ。

■成功した人の3つの共通点

著者によれば、英語のやりなおし学習に成功した人の共通点は、大きく以下の3つ。

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