天才テリー伊藤対談「矢吹春奈」(1)カメラマンは絶対篠山紀信先生で! (2/3ページ)
テリー 脱ぐことに抵抗はなかった?
矢吹 全然なかったですね。まず考えたのは、「キレイに撮ってほしい」「いい写真集にしたい」、それだけでした。
テリー 「せっかく脱ぐんだから」って、今回は相当ワガママ言ったんだろ?
矢吹 そんなの言ってませんよ(笑)。でも、「カメラマンは、篠山紀信先生じゃなきゃ絶対イヤだ」とは言いました。
テリー おいおい、ずいぶん大きなワガママ言ってるじゃないかッ(笑)。篠山さんを指名したのは、何でなの?
矢吹 10年ぐらい前に一度撮っていただいたことがあって、その時の写真がすごくステキだったんです。だから篠山先生なら「絶対キレイに撮ってくださる」って安心感があったんです。
テリー 「どういう写真集にするか」っていう打ち合わせは、篠山さんと?
矢吹 そうです。で、先生が「こういう雰囲気はどうだろう?」って見せてくださったのが、樋口可南子さんの「water fruit」という写真集で。
テリー もちろん知ってるよ。日本のヘアヌード写真集第1号で、すごく売れたんだよ、あれ。
矢吹 そうです! 本当にステキなヌード写真ですよね。あの写真集はモノクロだったんですけど、今度はそのカラー版を目指そう、という話になって、先生といろいろイメージなどを相談させていただいて、内容を決めていきました。
テリー そりゃまた、すごく贅沢な話だね。撮影場所はどこだったの?
矢吹 2泊3日で伊豆に行ってきました。