【プロ野球】キドコロがMVP受賞!過去の”交流戦最優秀選手”を振り返る (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■内川聖一(2011年・ソフトバンク)

 ソフトバンクが2年ぶり3回目の交流戦優勝を果たしたこの年、打線を引っ張ったのは内川聖一だった。前年オフ、横浜からFAでソフトバンクへ移籍した内川は、開幕直後から3番打者として好成績を残し、4月の月間MVPを受賞。

 5月には右太ももの張りで一時スタメンを外れるが、交流戦直前で復帰。交流戦ではチームトップの打率.326と、前年まで対戦していたセ・リーグの投手たちからヒットを重ね、長打率.554は交流戦2位の数字を残して、打線の中軸として交流戦制覇に貢献した。

 交流戦後は右太もも肉離れのため登録抹消と悔しさを味わったが、8月に復帰すると再びヒットを量産し、最終的には114試合に出場して打率.338で首位打者を獲得。江藤慎一(元中日ほか)以来2人目となる両リーグで首位打者に。チームはシーズン1位で終えるとCS、日本シリーズを制し、内川自身プロ入り初めての日本一に輝いた。

文=武山智史(たけやま・さとし)

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