海外旅行に行くとき、外貨両替をお得にする方法は? (2/2ページ)

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街中にある銀行がもっともよいレートになっていることが多く、ホテルや両替商はレートが悪いことが一般的です。基本的には日本国内で両替しておくことが大切ですが、日本に流通していない通貨は現地で調達しなくてはいけませんからお得に両替できるところを調べておきましょう。

【外貨両替手数料の平均】

外貨を両替するには手数料が必要ということをさきほどお伝えしましたが、どの程度の手数料が掛かるのかということをくわしく知りたい方もいるでしょう。そこで、ここではいくつか代表的な通貨両替をもとにご紹介しましょう。
まず、銀行だと1米ドルあたり約3円の手数料が掛かってきます。円をドルに交換する時はもちろんですが、ドルを円に換える時にも同じように3円が掛かってしまうのです。ユーロだと6円の手数料となり、オーストラリアドルだと10円、ポンドだと約11円ほどになります。つまり、もっとも低いのが米ドル=日本円ということになります。

ちなみに外貨両替は金額が高くなるにしたがって手数料も高くなっていきますから注意しましょう。なるべくお得に両替したいのならこの手数料をいかに抑えるかが大事です。

【クレジットカードを使う】

いつも使っているクレジットカードがあるなら、それを海外に持っていくことで両替することができます。国際ブランドが付いていることが前提ですが、現地のATMに挿入して暗証番号を入力するだけで現地の通貨を下すことができます。クレジットカードならまとまった現金を持ち歩く心配もありませんし、盗難のリスクを避けることもできるでしょう。気になるレートもカード会社が定めるレートプラス1.7%程度に抑えられていることが多いですからとてもお得です。
日本人は現金を沢山持っているというイメージもあってか盗難に遭いやすいですし、強盗などに現金を要求されることもあります。クレジットカードなら隠し持つこともできますし、必要な時だけ外貨両替することができるのでおすすめです。

今までテキトーに外貨両替していた方も多いかもしれませんが、意外にも外貨両替するところによって手数料が変わってくるということを理解できたと思います。金額が高くなればなるほど手数料も沢山掛かってきますから注意しましょう。もっとも手数料が抑えられるのはFX業者を利用した両替ですが、クレジットカードなどでもお得に両替することができますから覚えておきましょう。

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