天才テリー伊藤対談「稲村亜美」(3)恋よりも女友達を選んじゃいました (2/2ページ)
テリー で、高校で野球をやめて、不良デビューしちゃったんだ?
稲村 いえいえ、せいぜい放課後にマックに行くぐらいで(笑)。
テリー その程度の遊びか(笑)。高校では、どういう男とつきあってたの?
稲村 同級生ですね。
テリー 同じ学校に彼氏がいるって窮屈じゃない?
稲村 そうですね。それで、「私、彼氏いらないな」ってふと思って、別れちゃいました。
テリー 何かきっかけはあったの?
稲村 彼とも毎日マックに行ってましたけど、その時「女の子の友達と一緒にいるほうが楽しいな」って。
テリー まあ、そっちのほうが気楽だよな。でも、彼氏にそのまま言っても納得しないでしょう? どうやって別れたの?
稲村 会っている時に「別れたい」っていう雰囲気を漂わせて、一緒にいてもできるだけ会話をしないようにしたり‥‥。
テリー おいおい、けっこうひどいことするな(笑)。
稲村 対面でストレートに言うことがどうしてもできなくて。そしたら彼も察してくれたみたいで、少ししてから電話で話して、別れることになりました。
テリー そうか。でも、何となくわかるよ。学生時代って、同性と遊ぶほうが楽しいんだよな。
稲村 そうなんです。特に私は、中学まで男の子と野球をやっていて、女のコと遊ぶことが少なかったので、よけいに楽しかったんだと思います。
テリー 野球をやってたことが、恋愛ではマイナスに働いたか。皮肉なもんだね。