高知東生の更生は不可能?芸能人”薬物事犯”の異常な再犯率

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DVD「道後白昼市街戦」より
DVD「道後白昼市街戦」より

 元俳優の高知東生容疑者(51)が、覚せい剤取締法と大麻取締法の違反(所持)容疑で逮捕された。高知容疑者は2015年、妻で女優の高島礼子(51)の父親の介護を理由に芸能界を引退。久しぶりに名前を聞いたと思ったら、この逮捕劇である。

「一緒に薬物を使用していた女性との“シャブ不倫”も発覚し、高島は会見で離婚の可能性を否定しなかった。捨てられて当然のことをやらかしたわけですが、情が深い高島が更正をサポートする可能性もゼロではない」(芸能記者)

 元プロ野球選手の清原和博氏(48)や元NHK歌のお兄さん・杉田あきひろ(49)と、有名人の薬物逮捕の報道が2016年も絶えない。高知に関しては、押収された薬物の種類の多さ、特に覚せい剤は100回分以上とされる4グラムを所持していたことから、中毒性の高さも指摘されている。執行猶予付き判決で出てきても、再び手を染めかねない。

 参考になるのは、かつて違法薬物所持で逮捕された芸能人のその後だろう。ここでは、彼らの異常なる再犯率の高さに改めて驚いてしまう。

■清水健太郎(63)

 薬物事犯といえば、横綱級の存在感を放つのが清水健太郎だ。大麻、覚せい剤、合成麻薬の使用で過去に6度逮捕されている。交通死亡事故やひき逃げでも逮捕歴があり、2013年には脱法ハーブ使用による入院歴も。現在は歌手として活動を再開している。

■田代まさし(59)

 タレントの田代まさしは、覚せい剤取締法違反で4度逮捕されている。1991年に初めて覚せい剤を使用したことを著書で告白している。なお、田代は薬物のほかに、銃刀法違反や男性宅の風呂を覗いた容疑でも逮捕歴がある。

■美川憲一(70)

 歌手の美川憲一は、1977年と1984年の2度、大麻取締法違反で逮捕された。その後はコロッケ(56)によるモノマネをきっかけに再ブレイクし、田代の逮捕後は涙ながらにコメントを残す立場に。

■岡崎聡子(55)

 体操選手としてモントリオール五輪(1976年)に出場した岡崎聡子は、2013年までに大麻所持や覚せい剤所持により、少なくとも7度逮捕されている。女性の有名人ではおそらくトップだろう。証拠不十分も含めると逮捕は10回を超えるとされている。

■岡村靖幸(50)

 ミュージシャンの岡村靖幸は、2008年までに覚せい剤取締法違反で3度逮捕されている。現在は活動を再開し、コンサートツアーを行うなど、“岡村ちゃん”の愛称で根強い人気がある。

■赤坂晃(43)

 元アイドルで俳優の赤坂晃は、覚せい剤所持や使用で2度逮捕された。2015年に芸能界復帰。

 ドラッグで逮捕された後の生活ぶりは人それぞれだが、逮捕前の輝きを持続している人はいない。高知は現在51歳だが、50歳以上の再犯率は79%にも上ると言われている。一般には一般人も薬物は「ダメ。ゼッタイ。」である。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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