水卜アナはグルハラに、鷲見アナはセクハラに…「女子アナ蟹工船」ブラック実態

日刊大衆

水卜アナはグルハラに、鷲見アナはセクハラに…「女子アナ蟹工船」ブラック実態

 美の登竜門“ミスコン”出身者が行き着く先といえば、女子アナ。美女たちの憧れの職業は華々しく見える一方で、労働環境は実に過酷だという。「いざ入社してみると、働けるだけ働かされます。“ブラック”といわれても過言ではありませんよ。それを示すかのように、女子アナの痛々しい姿をよく目にします」(芸能ライター)

 確かに最近、女子アナのケガが多い。朝の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)でMCを務める岩本乃蒼アナ(24)は5月10日の放送で、右足中指を骨折していることを明かした。「レントゲン写真を持参して、加藤浩次にいじられていましたね。転んで骨折したそうですが、サンダル履きで見るからに痛々しかったです」(芸能レポーター)

 4月にもテレビ朝日系の朝の情報番組『モーニングショー』でアシスタント役の宇賀なつみアナ(25)が、花見中に転倒して骨折したとして、右腕に包帯を巻き、顎に創膏を貼って原稿を読んでいたばかり。「彼女たちに全責任があるとはいえません。激務の疲労でボーッとしたり、ストレス解消のために、つい羽目を外してしまうんです」(テレビ局関係者)

 朝のニュース番組を担当する女子アナは、夜中の2時や3時には起きなければならず、特にキツい。『ノンストップ!』でMCを務め、月曜と火曜は『めざましテレビ』も担当しているフジテレビが誇る売れっ子の山﨑夕貴アナ(28)は、睡眠時間が4時間45分だと公表したことがあるが、明らかに睡眠不足だ。「TBSの朝の報道番組『あさチャン!』に出演中の宇垣美里アナ(25)は、いつも瞼を重そうに半目にしていて、こっちがハラハラしてしまいます(笑)。その顔がかわいいと評判になっているんですが、ちゃんと寝ているのか心配です」(女子アナウォッチャー)

 彼女たちの仕事はスタジオで原稿を読むだけではない。ときには体を張らなくてはならないのだ。「日本テレビの水卜麻美アナ(29)は、『ヒルナンデス!』でロケに行って、とにかく食べまくっています。体重の増減が激しすぎて、体への負担は相当大きい。あれは早死にする食べ方です。今流行りの“グルメハラスメント”に近い」(スポーツ紙記者)

 他にも、テレビ東京の『ウイニング競馬』司会者の鷲見玲奈アナ(26)には、ある“指令”が下されている。「バストを“思いっきり目立たせろ”といわれています。ピチピチで胸が目立つ衣装を着たり、木馬に乗ってプルンプルンと揺らせてみたり。テレ東だからOKなようなもので、普通の企業なら問題になってもおかしくありませんよ」(前出の芸能ライター) このように彼女たちの仕事は多岐にわたる。あまりに仕事内容がハードで、病んでしまう女子アナも……。

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏も、こう危惧している。「元TBSの小林悠(30)は、14年8月に起きた広島県の土砂災害現場での取材に行った際に、土砂に首まで埋まってしまい、死にそうな思いをしたことが原因で適応障害になってしまったといわれています。最近も、フジの椿原慶子アナ(30)が熊本地震の取材をしていましたが、彼女たちの精神的なケアが必要かもしれませんね」

 女子アナの仕事が、いかに過酷かお分かりいただけただろうが、「高給取りなんだから当然だ」と思う読者もいるだろう。だが、日本人のテレビ離れで、テレビ局も厳しい局面を迎えている。「ネット全盛で、もはやテレビは“斜陽産業”です。フジテレビは、夏のボーナス100万円カットだという話も漏れ聞こえてきます。給料は下がる一方なのに女子アナは高い洋服を買って、肌の手入れをしないといけない。金がなくて、親の仕送りを受けている女子アナも多い」(前出のテレビ局関係者)

 まさに“女子アナ蟹工船”状態。フリーになるため、退職者が続出しているのもうなずける。そんな中、意外な形で“下船”しようとする女子アナがいた!「フジの竹内友佳アナ(28)は以前、SMAPの中居正広との熱愛が報じられましたが、これはガチで、今も交際は続いています。この報道で、竹内アナはジャニーズとの共演がNGになったことをきっかけに、露出がめっきり減ってしまった。こうなると、狙うは寿退社でしょう」(写真誌記者) 女子アナ豪華客船となる日は来るのだろうか――。

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