あなたの婚活は間違いだらけ?「37歳からの婚活」に学ぶ婚活のリアル (2/3ページ)

オモタノ

そうすれば、婚活がうまくいかない多くの人がやってしまいがちな、恋愛に時間をかけすぎて失敗ということもなくなるだろう。

結婚できなかった理由は、ズバリこれ!

本書には結婚できない人のチェックシートが付いており、そこからいくつか自分のパターンが分析できるようになっている。例えば「ワーカホリックタイプ」。いつも忙しいので婚活で相手と会う前にプロフィールにすら目を通せず、デートするにも1時間だけだったり、21時以降だったりと、仕事の打ち合わせのようになってしまいがちだそう。

中でも、自分の親が不仲だったことが障害となり、結婚できない「トラウマタイプ」。「自分の母親がA型だったので、絶対A型の女性とは付き合わない」など、とんでもないことを婚活の場でも言ってしまうらしい。「自分は違うから」と安心するところではない。型に当てはまる限り、なにかしらその性質はあると心得よう。「A型がダメ」とは言わなくても「関西の人はダメ」など、偏見で相手を見ていないだろうか。自分の型がわかれば、振り返って冷静に判断できるようになるだろう。

40歳以上で結婚した人の特長って?

では、実際に40歳以上で結婚できるのは、どんな人なのか。例えば本書で紹介される45歳飲食店アルバイトの男性は、オーガニックカフェを開くという夢のために修行中の身。年収も低いのでお見合いをセッティングできる機会は少なかったものの、その夢を応援してくれる公務員の女性と結ばれることができたそう。女性も自立している割合が高い40代だからこそうまくいったパターンである。

また3人の子をもつ58歳のシングルファーザーは、相続の関係で長男の奥さんから再婚について難色を示されながらも、10歳年下の女性と結ばれた。ただし、挙式だけ挙げ、籍は入れない事実婚という関係だそう。

若い男女とは違い、結婚の形式もお互いが合意すれば自由に選べるのが40歳以上の結婚だ。型にはまった形式を選ぶのではなく、夫婦別居でもいい、柔軟に考えることで、結婚の幅も広がるのである。

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