たった2週間で体が変わる!大人気もち麦ダイエット2つのルール (2/2ページ)
■大人気もち麦ダイエット2つのルール
(1)もち麦を1日2回食べるだけ
「もち麦」ダイエットとは、ふだん不足しがちな食物繊維をとり、特に水溶性食物繊維の血糖値の少々を抑える、腸内環境を整える、などの働きを効率的に取り入れる方法。
そのため目標にすべきは、もち麦を1日2回食べること。たとえば米2:もち麦1の割合で炊いた「5割もち麦ごはん」であれば、朝食と夕食でそれぞれお茶碗1はいずつが目安量だといいます。
ずいぶん簡単ですが、これにはしっかりとした根拠があるのだと著者はいいます。つまり、白米を食べるよりも糖質を減らすことができ、さらには食物繊維を十分に取れるというわけです。
(2)とりあえず2週間続けるだけ
もち麦の食物繊維は腸内で善玉菌を増やし、やせやすい体へと体質改善してくれるのだそうです。しかも、腸内環境は約2週かんで改善されるというのですから驚きです。
にわかには信じられませんが、具体的には次のような段階を経て変化が起こるのだとか。
1.もち麦を食べる
↓
2.食物繊維で善玉菌が増える
↓
3.腸内環境がよくなる
↓
4.消化・吸収や血流など、体内環境がアップする
↓
5.便秘が解消される
そしてその結果、“溜まりにくい”体になるというわけです。つまり、腸の特徴を活かしているからこそ、無理することなくやせられるということ。
■もち麦ダイエットなら挫折しにくい!
「もち麦」ダイエットは、以下の項目に当てはまる人にオススメだそうです。
・炭水化物が大好き
・糖質制限ダイエットはうまくいかなかった
・食物繊維が不足していると思う
・食事を減らすのはツライ
・つねに便秘がち
・早食い傾向がある
何項目かに当てはまるという方も少なくないはず。しかし「もち麦」ダイエットは、リバウンドとも、厳しい食事制限とも無縁。だからこそ、無理なく続けることができるということです。
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こうした基本的な考え方を軸とした本書には、「もち麦スムージー」「もち麦サラダ」「もち麦スープ」「もち麦ごはんアレンジ」など、さまざまなもち麦レシピも掲載されています。
つまり、難しく考えることなく、すぐに「もち麦」ダイエットを実践できるわけです。気になっていた方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※小林弘幸(2016)『腸内環境を整えながら健康的にやせる! 2週間で体が変わる「もち麦」ダイエット』KADOKAWA