夫婦の”秘密”暴露を危惧?高島礼子の離婚決断が遅れたワケ

デイリーニュースオンライン

Photo by ai3310X(写真はイメージです)
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 女優の高島礼子(52)が、覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕・起訴された元俳優で夫の高知東生被告(51)と8月1日に離婚したことが明らかになった。高知の「薬物」「不倫」という”二重の裏切り”で当然の結果ともいえるが高島は当初、離婚に消極的だったという。逮捕から1カ月以上も「決断」が遅れたウラ側には複雑な事情があるようなのだ。

■ある事情でなかなか離婚決断できず?

 高知被告は7月29日に保釈された直後に「(高島と)早く会いたいです」と語っていたが、1日に対面が実現したとみられ、そこでの話し合いの末に離婚が決まったという。

 その前にも電話連絡をしたようだが、芸能リポーターの井上公造氏(59)が2日に日本テレビ系『スッキリ!!』で語ったところによると、高島は「責め立てるとか、『何であんなことを』などと言うのではなく、『お疲れ様』とかで、それ以上の追及はしていない」と穏やかな様子だったという。井上氏は「離婚(の意思)が決まっていたからではないか」と指摘している。

 これにネット上では「良い選択だった」「会ってから離婚を決めたのはさすが」「女を上げた」などと称賛コメントが相次いでおり、騒ぎ立てることなく静かに離婚を決断した高島の評価が上がっている。だが、その裏側には事務所の必死の説得があったという。

「本人に落ち度があるわけではないのでドラマやCM出演は継続されましたが、スポンサーから出された条件は『離婚』。イメージを考えれば当然です。しかし当初は離婚に乗り気でなく、事務所が説得しても高島はなかなか決断しなかった。いくら長年の伴侶といっても、薬物で逮捕された上に20歳近く年下の女と不倫し、余罪も出てきかねない状況。仕事への影響を考えると即決断がベストなのに、高島の頑なな態度には周囲も首をかしげていました」(芸能関係者)

 高島は安定した人気と演技力で年間1億円以上を稼いでいたといわれ、もしそれが吹き飛んでしまえば事務所にとって大きな痛手。必死の説得で何とか離婚を決断させたという経緯があったようだ。

■高島礼子が恐れる”夫婦の秘密”暴露

 あれほどの裏切りがあっても高島が夫婦関係の継続を願ったとすれば感動的にも思えるが、それほど高知被告を愛していたのかといえば疑問が残る。高島は事件直後の会見で「夫婦の会話はなかった」と明かしており、夫婦関係が破綻していたことを示唆。高知被告について「親友のような、同志のような関係」としていた。

「おしどり夫婦として通していましたが、結婚10年目を迎えたころには完全に関係が冷めきっていた。一方、高知被告がパーキンソン病を患う高島の父親の介護などを担当し、高島は仕事に集中するという関係が出来上がっていました。介護といってもヘルパー任せで指示だけでしたから、高知被告にとっても自由に遊べる生活は魅力的。互いに利用し合っていたといえます」(前出・芸能関係者)

 いびつな夫婦の利害関係が存在していたようだが、それでも薬物犯罪と不倫となれば即座に高知被告を見捨ててもおかしくない。なぜ1カ月以上も決断を躊躇していたのだろうか。

「高島は以前から高知被告の薬物使用を認識していて、やめさせようとしていたとの情報があり、もし事実を知りながら隠していたとすれば問題。また、ずっと仮面夫婦だったことが明るみになればイメージの悪化が懸念されますし、ほかにも知られたくない秘密はあるでしょう。離婚によって高知被告が野に解き放たれれば、メディアなどで夫婦関係の秘密を暴露する危険性がある。婚姻関係を続けることで高知被告の首に縄をつけておきたい気持ちもあったのでしょう」(前同)

 いくら離婚に不安があるといっても、スポンサーが離れて仕事を失えば元も子もない。結果として離婚を選択することになったが、これがどのような展開につながっていくのか、今後も目が離せなさそうだ。

文・佐藤勇馬
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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