誰にでもわかるように説明したい!それなら「数学的」に話すべし (2/3ページ)

Suzie(スージー)

先ほどご紹介した東進ハイスクールの林修さんは現代文の講師ですが、数学も大好きだったそうです。

実は数学の講師になりたいと思っていたというのは有名な話であり、公式な場でも数学の重要性について発言されています。

私から見れば、林修さんは極めて数学的な人物といえます。

つまり、現代文が得意な方はおそらく数学も得意になれるのです。逆に、数学が得意な方なら、おそらく現代文も理解できるはずです。

■文章も数学的に書くとわかりやすい

その証拠に、手前味噌ですが私の文章は読者の方からいつも「読みやすい」とお褒めの言葉をいただきます。

ビジネス数学の専門家であり、かつてはコテコテの理系だった私が、文章を褒められる。別に誰かに文章の書き方を学んだわけでもない私が、文章を褒められる。なんだか不思議な気がします。

でも、その理由は私が考える限り、たったひとつしかありません。

「数学的に文章を書いているから」

つまり数学的とは、わかりやすさなのです。

もし誰かに「話がわかりにくい」とか「なにがいいたいのかわからない」といわれて悩んでいるのなら、かつての算数や数学の教科書を読んでみることをオススメします。

問題を解いたり、学びなおしたりする必要はありません。とにかく読んでみる。すると、数学の論じ方が少しずつつかめてきます。

それを実際のビジネスコミュニケーションのなかで使えば、話は必ずわかりやすくなります。数学そのものがわかる必要はないにしても、「わかりやすい伝え方」はできるようになりたいですね。

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