恋愛したいのに出会いを遠ざけている、恐るべき勘違い3つ (2/3ページ)

オモタノ

ふだんスポーツなんて観ないのにサッカー観戦に誘われたり、Jポップしか聞かないのにクッラシックのコンサートに招待されたり、普段行かないような場所にも行く機会が出てくる。良い刺激を受けるばかりじゃない。飲み会に誘われ、普段はそんなに飲まないはずなのに、気づいたら終電も無くなって朝まで帰れない、なんてこともる。

もちろん嫌なら断ればいいが、友達でさえ、断ってばかりだと深い関係を築くことはできない。恋人ならなおさら。お互いの生活に干渉せず、それで「付き合っている」とは言えない。「バランスを取ろう」としている時点で関係は破綻している。

そもそも「バランス」という言葉の裏に、自分本位の考えが含まれてはいないだろうか。相手が自分に100%合わせてくれればいい、それなら自分の生活はまったく変わらないまま恋愛を続けることができる、と。なんて恐ろしい考えだろう。

恋愛は互いに刺激しあってこそだ。どうしてもバランス、バランスと言うなら、恋愛ゲームなどヴァーチャルな体験がオススメ。誰にも迷惑はかからないし、生活を変える必要もなく、バランスを保っていける。一生それだけで満足なら、の話だが。

お互いが成長していけるような理想的な恋愛がしたい、という勘違い

恋愛をすれば、支え合ったり、ケンカもしたり。そうする中で成長していくことが大事だとよく言われる。確かにそれができれば理想だが、実際はどうか。恋愛の最中にいろいろと経験を積み重ねているように思えても、別れてしまえば、またゼロに戻っていないだろうか。

むしろそうなるのが当然なのだ。また新しい出会いに進めば、これまで付き合ってきた相手とはまったく勝手が異なる。またイチから学び直していくしかない。

つまり恋愛は、重ねることでお互いの関係性を成長させることはできても、個々人の成長を促すことはない。どうやったら相手を振り向かせることができるかなど、また初歩の初歩から始める必要がある。

「一度恋愛をすれば、精神面は確実に鍛えられる」と言う人もいる。だがそんなものは人によるし、むしろ失恋というトラウマが残り、弱くなってしまう人の方が多い気がする。

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