ジャニーズからの圧力は?吉田羊が主演ドラマ抜擢の舞台ウラ
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女優の吉田羊(年齢非公表)が、10月期ドラマの『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)で、女医の橘志帆役として主演を務める。『コールドケース ~真実の扉~』(WOWOW)でも主演が決まっているなど、女優としてまさに絶好調のようにも映るが、果たしてどうか。世間を賑わせたあのスキャンダルのイメージがまだまだ強いだけに、多方面から注目が集まっている。
吉田は8月14日、収録スタジオで取材に応じ、今回の役どころについて「天才だけど失敗もする」「決め台詞はない」と語るなど、従来の“スーパードクター”のイメージを壊した役を演じたいと意気込んだ。
引き合いに出されるのは当然、同じ10月期に決まっている米倉涼子(41)主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)だ。「私、失敗しないので」の決め台詞でお馴染み、女医・大門未知子役を演じる米倉が人気に火をつけ、第1シリーズからこれまでの平均視聴率は20%越えをマークするなど好調のドラマ。第4シリーズとなる今回は、平均視聴率25%を目論んでるという。
枠として被っているわけではないが、同クールで2つの女医ドラマとなれば、当然比較もされる。同ジャンルのドラマを、同クールでわざわざ2つ見る人もほとんどいないだろう。となると必然的に、『レディ・ダ・ヴィンチの診断』が大きく水をあけられることが予想されている。その上、こんな話まである。
「フジが火曜のドラマ枠を22時から21時に移行した後、初めてのドラマです。時間が変わって最初のクールとなると、視聴率が読めないので制作側もあまり冒険出来ませんし、大物も呼びにくい。まずは吉田の主演で様子見、となったようです」(番組制作者)
吉田以外に目立った大物キャスティングもなく、制作サイドとしても「最初だし、こけても仕方ない」位に思われているようだ。どうやら吉田は、新設のクールでその人気をアピールしなければいけないようだが、逆風もある。
■あのスキャンダルには中島も沈黙
逆風とはもちろん、4月に報じられたHey! Say! JUMPの中島裕翔(23)との熱愛スキャンダルのことだ。6月に公開された映画『嫌な女』の公開記者会見では、その質問を遮るように大音量のBGMを流し、完全にシャットアウトしたのだが、これがかえって逆効果となった。特に、同席していた黒木瞳(55)・木村佳乃(40)といった大先輩を前にしていただけに、面目を潰したと批判の声を浴びることとなったのだ。
一方の中島の方も、熱愛に関してはノーコメントを貫いており、以降も目立った報道は出ていない。それだけに、2人はもう破局したのではともっぱらだが、中島の面目をも潰した吉田への報復は、むしろこれからだと囁かれている。
「吉田だけを悪者に仕立て上げ、中島への報道はシャットアウトするようマスコミに依頼するなど、大手芸能事務所では様々な手段で“報復”を行っています。しかし、一見すると吉田へのお咎めはなし。どうやら“低視聴率女優”のレッテルを貼らせたいのかもしれません」(芸能ライター)
となると、今クールわざわざ女医のドラマの主演に抜擢されたのも、むしろジャニーズの差し金なのではないかと勘ぐってしまう。強い逆風を受け、低視聴率女優への道をばく進してしまうのだろうか。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。