ジャニーズの抑止力が崩壊?”SMAP解散”で情報漏れ続出 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■裏切られたファンへの抑止力はほぼ皆無

「SMAP解散のニュースが駆け巡った14日未明から、ファンクラブ会員に解散の知らせが届いたのは、午前7時。7時間近く放置された挙げ句、内容は『詳細はコチラ』とURLが貼ってあるだけで、そこにはマスコミ向けFAXと同様の文章しか載ってなかったんです。これでは、怠慢だと言われても仕方ありません」(芸能記者)

 その後Twitterには、“#ジャニーズ事務所を許さない”というハッシュタグが乱立するなど、ファンからの批判も相次いだ。このような公開収録のタブーを冒してまでファンが暴走するのも、全ては事務所の対応から来る反発心なのだ。

 このままでは、過去の公開収録時の危ないエピソードが、さらに流出する可能性は大いにある。

 今回のSMAP解散の一件で、ジャニーズ事務所の対応のマズさは各所で露呈している。そもそも今回の解散報道も、普段ではありえないことだったと関係者は指摘する。

「ジャニーズは基本的に、都合良く報じてくれるメディアに対して懇意にする傾向があり、今回のSMAP解散についても、当初はスポーツ6紙のみが先に報じる予定でした。それがあのような形になってしまったのは、一部ウェブメディアに情報が漏れてしまったため、事務所も止められなかったそうです」(前出・芸能記者)

 ジャニーズ事務所の抑止力も届かないほどに、ネットの拡散力が勝ったということか。結果的に、ネットの力に完敗の格好となったジャニーズは、慌てて全社に報告FAXを送付したというのが顛末らしい。そんな状況だったのであればなおさら、ファンへの案内が行き届かなかった理由も納得出来てしまうというものだ。

 これまでは、様々な方法で不利な報道をさせてこなかったと言われているジャニーズだが、裏切られたと感じているファンへの対応も重要なのではないだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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