脳の疲れは睡眠でも回復しない!1日5分でできる「脳の休息法」 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

なぜこんなに呼吸を意識するかというと、「いまここ」に注意を向けるため。それにより脳を休息させることができるのです。

脳は習慣を好むため、これを1日5分でも毎日、同じ場所、同じ時間に行うことが大切です。

■2:マルチタスクが多いときは自分の動きに注意を向ける

何かをしながら、別のことをするようなマルチタスクの状態が続くと注意力や集中力が低下することがあります。莫大な仕事量を効率よくこなせる人ほど、実は集中力を1箇所に固定することができなくなっています。

そういう人には「歩行瞑想」がおすすめ。歩いているときに自分の手や足の動き、地面と接触する感覚などに注意を向けていくのです。

そして自分の動き一つ一つに「右」「左」や「上げる」「下げる」などラベルを貼るように意識するとさらに効果的です。

このように自分の動きに注意を向けて「いまここ」を意識する方法は、Googleの社員研修プログラムでも取り入れられているそうです。

歩行だけでなく、歯を磨くときや服を着るときなどにも応用することができます。毎日決めたタイミングで行いましょう。

■3:自分の心は「プラットホーム」だとイメージする

頭の中が様々な雑念でいっぱいの状態を「モンキーマインド」といいます。

脳は莫大なエネルギーを消費するため、モンキーマインドの状態だと疲れやすくなります。反対に、この状態を脱することができれば、集中力や判断力、創造性などを高めることができるのです。

そのためには、考えに対して「傍観者」であることが大切。自分の心は電車が行き交うプラットホームであり、様々な考えは電車のように一時的に駅に停車してもまたすぐに去っていくもの。

そのようにイメージして「考えている自分」と「考えていること」を同一視しないようにしましょう。そうすることで心の中にスペースを持つことができるでしょう。

■4:怒りが湧いてきたら4つのステップで処理する

怒りは、脳が自分を守るために発動させる「緊急モード」のようなもの。

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