ホストで借金、事務所も退社…坂口杏里が抱いた”芸能界での孤立感”

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写真はTwitterより
写真はTwitterより

 “2世タレント”として活動していたタレントの坂口杏里(25)が、10月1日にAVデビューすることが決定し大きな話題を呼んでいる。撮影は既に8月中に終了しており、9月にはAV発売に先駆けてヌード写真も披露されるようだ。

 一時はバラエティ番組にも出演しており、芸能人としても順調だと思われていた坂口。しかし記事によると、徐々に仕事は激減。お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(40)と破局後は、歌舞伎町のホストに入れ込んでいたという。さらに母であった女優の故・坂口良子の遺産も使い果たしてしまったようだ。

「小峠と付き合う前からホスト通いを続けていた坂口は、“太客”として歌舞伎町の中では有名だったとか。母がなくなって以降、さびしがりやな性格に拍車がかかったことが災いしたのかもしれません。坂口はホストにつぎ込んで抱えていた借金を一発で返すためにこの道を選んだとも。坂口には自分のことを相談できる人間もいないようで、芸能界で孤立感を深めていた」(芸能関係者)

 この報道を受け、坂口の義父にあたるプロゴルファーの尾崎健夫(62)も困惑気味のようだ。インタビューでも「連絡がないのは元気の証拠だと思っていました」と複雑な胸中を語っている。さらに、かつて交際していた小峠も、この件に関してはネットニュースで知ったようで「ただただ驚いています」とコメントしている。

 さらに、9月7日に放送された『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、坂口と何度も共演していたという玉袋筋太郎(49)は、「掘った穴に落っこっちゃっただけじゃないかな」とコメントしながらも、“一番放っとけないくらい危なっかしい”と語っていた。

 現在坂口は所属していた芸能プロダクションは退社しているが、Twitterのみは継続中。しかし、ここまでしてAV進出を推し進める真意は、依然として謎のままだ。

■作品は大コケ間違いなし?

 この報道に対してネット上では「大女優の娘としてのプライドはないのか」「親の顔に泥を塗る気か」といった意見が殺到している。また、肝心のAVに関しても「興奮しない」「見たいものではない」と、発売前から不発を予感するコメントがほとんどを占めている。

 今回の坂口の出演ビデオを発売するメーカーは、過去にも元Winkの鈴木早智子(47)や女優の島田陽子(63)ら”芸能人”を口説き落としてきたことで知られている。両者とも一瞬の話題にはなったものの、お茶を濁したようなソフト路線に「カラオケビデオみたい」「内容が薄い」などと酷評されたのは記憶に新しい。それだけに坂口のケースも爆発的なヒットには繋がらないだろうというのが大方の見方である。

「実際にこれで借金を返せたとしても、根本が変わらなければただの付け焼き刃。ビデオメーカーも“一発屋”として扱うはずなので次はない。所属事務所の辞め方も悪く、芸能界復帰を考えたとしても再起は難しいでしょう」(前出・関係者)

 暴走する坂口を止める人もいないとは、なんとも寂しい末路である。坂口はイバラの道を選択するしかなかったのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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